放送時間内のゴールを目指し、眉間にしわをよせラスト5キロに最後の力を振り絞る。猛暑の中、丸1日激走した汗で、まゆやつけまつげが落ち、バッチリメークは完全に崩壊。さらに、武道館に入ると母、初美さんの出迎えに号泣…。完全に“本名・大西賢示”の顔でのゴールとなった。
ステージでは「お母さんにニューハーフに産んでくれてありがとうと言いたい。ニューハーフだからこそ、こんな挑戦をするチャンスがもらえたと思う」と、素直な気持ちを表し、メーンパーソナリティーのTOKIOや総合司会の徳光和夫(69)らの涙を誘った。
メークは落ちても、ひげだけは剃るなど“ニューハーフ魂”もみせたはるな。ゴール後、はるなをギュッと抱擁した長瀬智也(31)は「汗でぬちゃっとした」と感触を表現したが、「すごくパワーをもらった」と感激。97年に100キロを完走した山口達也(38)も「後半、足が止まってからの走りがすごかった」と絶賛していた。