「これからはオレの時代」諏訪魔　鈴木超えで３冠奪取

新世代軍の仲間とともに王座奪取を喜ぶ諏訪魔（右から２人目） Photo By スポニチ

　全日本プロレスの「２０１０　プロレスＬＯＶＥ　ｉｎ　両国　Ｖｏｌ．１０」が２９日、東京・両国国技館で行われ、３冠ヘビー級選手権は諏訪魔（３３）が４０分を超える死闘の末に王者・鈴木みのる（４２）を下し、１年１１カ月ぶりに王座に返り咲いた。

　４カ月に及ぶ抗争を繰り広げた新世代軍と超党派軍のトップ対決。諏訪魔は痛めている首をスリーパーで執ように攻撃され、ゴッチ式パイルドライバーではカウント２・９まで追い込まれた。それでもベルトへの執念で立ち上がり、最後はラリアット２発から急角度の岩石落とし固めで３カウント。鈴木超えを果たした新王者は「これからはオレの時代」と高らかに宣言した。試合直後には「鈴木の敵を討つ」と超党派軍の船木が王座挑戦をアピールしたが、諏訪魔は「何だって受け止めてやるよ」と新たな敵を歓迎していた。

[ 2010年08月30日 00:01 ]