坊っちゃんスタジアム10周年を記念した東京六大学野球オールスターゲーム in 松山の写真
出場選手の中から何人ドラフト指名を受けるのか楽しみです。

チーム坊っちゃん:慶応義塾大学、立教大学、法政大学
チームマドンナ:早稲田大学、明治大学、東京大学



チーム坊っちゃんの先発投手 加賀美希昇(かがみ・きしょう)(法政4年・桐蔭学園)

ヒットを放つ岩崎脩平(東京3年・海城)



チームマドンナ先発は地元出身の福井優也(早稲田4年・済美)。
済美高校時代を思い出させる速球と荒れ球。
特に3回裏は制球に苦しみながらも
三振でアウトを奪い、ピンチを切り抜けた。
済美高校時代の福井優也投手



写真1枚目・動画:2004年7月22日 対伊予高校
写真2枚目:2005年7月27日 対西条高校


1回裏、多木裕史(法政2年・坂出)のタイムリーでチーム坊っちゃんが先制


飛球を好捕する中村将貴(明治3年・関西)(合成写真)



チーム坊っちゃん2番手の竹内大助(慶應義塾2年・中京大中京)



チームマドンナ2番手の大石達也(早稲田4年・福岡大大濠)



チーム坊っちゃん3番手の岡部賢也(立教2年・立教新座)
日本人には珍しい投球フォーム



5回裏、長谷川直史(立教3年・八千代松陰)はチームマドンナ3番手・香取潤一(東京2年・筑波大駒場)からヒットを打つも得点には結びつかず




6回表、チーム坊っちゃん4番手の田中宏典(慶應義塾4年・佐賀西)


松永弘樹(早稲田4年・広陵)が安打と盗塁、さらに宇高幸治(早稲田4年・今治西)も続き、チームマドンナは1アウト1・3塁のチャンス

今治西高校時代の宇高幸治選手


2006年7月30日 対今治北高校



しかし山田敏貴(早稲田4年・早稲田実)はサードゴロダブルプレイ

試合開始から1時間半で6回表終了
マドンナ0−1坊っちゃん



チームマドンナ4番手は前田善博(東京4年・栄光学園)


二塁打を放つ岡崎啓介(立教3年・PL学園)



7回表
チーム坊っちゃん5番手の小室正人(立教2年・日野)
三振を2つ奪った



7回裏
チームマドンナ5番手の野村祐輔(明治3年・広陵)


先頭打者の前田雄気(立教4年・米子西)がツーベース


今村恒太(法政3年・金沢桜丘)と湯元達司(慶應義塾4年・野沢北)から連続で見逃し三振を奪う


田中宗一郎(立教4年・佐賀西)がライトポール際へ2ランホームラン
坊3−0マ


渕上仁(慶應義塾4年・慶應義塾)のサードゴロでチェンジかと思われたが、宇高幸治が暴投




伊藤隼太(慶應義塾3年・中京大中京)のヒットで1・3塁となったあと、亀田健人(法政4年・智辯和歌山)のファーストへの打球を後藤貴司(早稲田4年・早稲田実)が捕り損ね、さらに1点が入る。



チーム坊っちゃん6番手の福谷浩司(慶應義塾2年・横須賀)は、満塁のピンチを断ち切った。球場での球速表示では147キロを計測。



チームマドンナ6番手・西嶋一記(明治4年・横浜)


ライト前ヒットで出塁した今村恒太は、盗塁失敗



チーム坊っちゃん7番手は豪快なフォームの三嶋一輝(法政2年・福岡工)
こちらも147キロを計測


矢島賢人(明治大学4年・桐生第一高校)は頭部死球を受ける


土生翔平(早稲田3年・広陵)のヒットで2アウト1・2塁。


山内佑規(明治4年・桐蔭学園)が粘った末に意地の一打
チームマドンナは1点を返す


内海翔太(東京3年・土浦一)のファーストフライで試合終了


ミスが目立ったが、選手の能力が高いことが伝わってきた。
エキシビションマッチでありながらどの選手も全力でプレーし、試合を大いに盛り上げてくれた。


残念なのは応援。
楽しんでいた観客が多かったのは事実だが、マイクとスピーカーを使うため非常にうるさかった。また、団長の中に口の悪いものがおり、「マドンナ潰す」と連呼していたのが非常に不愉快であった。選手に失礼でもあり、普段からその言い回しを使っているのならやめるべきである。
また、今回 チーム坊っちゃん側で観戦したのだが、“チーム坊っちゃんが勝ったら向こうのチアリーダーの某さんに告白するから応援よろしく”というような私情を持ち込む場面もあり、そちらも大変見苦しかった。

野球が分からない人や酒を飲みに来た人、あるいはチアリーディングを観に来た人はそれでよいのだろうが、我々は純粋に野球を楽しみたかったのである。
プロ野球やアイランドリーグの応援にはむしろ好感を持っているのにここまで腹が立った一番の原因は、指揮をする人らに選手を応援するつもりがなく、ただのパフォーマンスになっていることにある。
高校野球地方大会の応援が苦手なのもこれと近いからであろう。

六大学野球の応援は名物であり、伝統でもあるが、そういったものの名のもとに好き勝手やってよいわけではない。
応援が嫌いな人をも巻き込むぐらいの内容に進化させるつもりはないのだろうか。

そこまで嫌気がさすのであれば席を移動せよと思われるだろうが、あいにく球場に着いたときに空いていた席の中では最も試合が観やすいところだったのである。
応援団席として確保していた場所が必要以上に広かったこともあり、一般客としては些か窮屈であった。



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