元プロレスラーの山本小鉄さん急逝

０７年３月、新日本プロレスの旗揚げ３５周年記念イベントでレフェリーを務めた山本小鉄氏 Photo By スポニチ

　元プロレスラーで新日本プロレス顧問の山本小鉄氏が２８日午前６時４２分、低酸素性脳症のため死去した。２９日に新日本プロレスが公式サイトで伝えた。６８歳だった。

葬儀・告別式の日時、場所、喪主は未定。

　１９６３年に日本プロレスでデビューした山本さんは、６０年代後半に星野勘太郎氏（６６）とのタッグ「ヤマハ・ブラザース」で活躍。７２年には新日本の旗揚げに参加し、レスラーとして活躍する傍ら「鬼軍曹」として後進の指導にあたり、前田日明らの名選手を育成した。８０年の現役引退後はテレビ朝日系「ワールドプロレスリング」で解説者としても活躍。近年はスポーツ専門チャンネル「Ｊ　ＳＰＯＲＴＳ」の新日本プロレス中継で解説を担当し、今月１２日のＧ１クライマックス仙台大会、１４日の両国国技館大会でも厳しくも愛にあふれるゲキを選手に飛ばしていた。

[ 2010年08月29日 13:22 ]