不要なタイムゾーンや地域を削除する
98/Me/2000/XP
キーの場所:
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\TimeZones(タイムゾーン98/Me)
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\WindowsNT\CurrentVersion\TimeZones(タイムゾーン2000/XP)
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Locale(言語情報)
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Nls\LocaleMapIDs(地域情報)
操作のポイント:Windows2000/XP系はタイムゾーンのサブキーが違うので注意
Windowsは。全世界で利用されるのを前提に設計されている。そのため、国や地域ごとの時間帯(タイムゾーン)、サマータイムの有無、および地域ごとの言語や単位記号など、各地域の最低限の情報を備えている。しかし、使用する目的や場所が決まっているWindowsなら、これらの情報は必要ないし、レジストリを肥大化させるだけだ。必要なければ削除してもいいだろう。
@全世界のタイムゾーンを備えている
Windowsを使うには世界標準時(GMT)と日本時間が必要だが、Windowsは標準で全世界のタイムゾーンを備えている。不要なタイムゾーンは、レジストリから削除することができる
Aレジストリから不要なタイムゾーンを削除
タイムゾーンに関するレジストリは、Windows98/MEと2000/XPでエントリーが違うので注意しよう。「TimeZones」の下にアルファベット順に各地域のサブキー並ぶので、「GMT」と「Tokyo」以外をすべて削除する
B不要な言語情報を削除する
Localeキーをクリックするとレジストリエディタの右ウィンドウに言語情報が並ぶ。「00000411日本語」と「00000809英語(U.K.)以外の不要なエントリーをすべて削除する
C不要な地域情報も削除する
通貨記号やメートル、フィートなどの単位記号も地域によって違う。タイムゾーンと言語情報を日本語と英語だけにしたなら、その他の地域情報も不要になるので、LocaleMapIDsエントリーから「00000411 "26,27"」と「00000809 "54,55"」以外を削除する