移転しました クラシックCD専門店 MITTENWALD ミッテンヴァルト 東京都豊島区池袋2−31−12 龍世館ビル303号 |
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クラシックの好きな人がいる。
クラシックの名盤がある。
人生の一時を音楽に浸れる空間がここにあります。
店主が30年間集めてきた、コンサートチラシや世界中の コンサートビデオ映像をご覧頂く事ができます。 また、
今はもう入手不可能なCDなども視聴する事ができます。
窓辺のテーブルコーナーで、昔のコンサートチラシや音楽雑誌、CDを聞きながら、コーヒーのサービスも受けられます。 音楽の好きな人ならどなたでも大歓迎です。 店主自身、弦楽器を演奏していましたので、弦楽器好きの方には是非いらして頂きたい。 ( 当店は雑誌「 ストリング 1998/9月号 32ページ 」 でも紹介されております。) |
【知識が無くても安心。目指すCDが買えるお店】
何となく日陰者で、品揃えの多い店が少なかったクラシックCDもHMVやタワーレコードの躍進のお陰で随分と買い易くはなった。
ただ、マニアでない音楽ファンの方には品揃えが多いの考えもので、かえってどのCDを買ったら良いか判断に迷ってしまう ことも少なくないと思う。
どの演奏者が自分の好みに合うだろうか、あの時聴いた曲は果たしてCDで出ているのだろうか そんな疑問にも答えてくれるのがこの「ミッテンヴァルト」である。
【マニア垂涎のビジュアル&CDコレクション】
そして何よりこのお店の凄いところは 店主の稲原さん自身ヴァイオリンを弾かれるので 知らず知らずのうちに集まってしまったという、 往年の巨匠のビデオやCDのコレクションである。
これらは売り物ではないが全部鑑賞させてもらえる。
私の好きなシュムスキーやミルシティン、 グリュミオーなどのビジュアルもあると聞いてびっくり。
これらのビデオを見て、 巨匠のボウイング等の奏法が勉強できる効果は、 マニアならずとも専門家を志す方たちにとって、 計り知れないものがある。
店内ではコーヒーを飲みながら音楽に関する書籍を読んだり、
CDをリクエストして聴かせてもらうこともできる。
たまたま、私と楽器の話になり、「アッカルドの楽器はN響と演ったとき、凄い音がしたなあ。」 と稲原さん。
私が「フランチェスカッティの使っていたストラドですね。」と言うと、
「確かアッカルドがそれについて話しているビデオがあります。」 とN響アワーの録画を見せてくれた。その手際の良さにもびっくりした。
いつも、録画済みのビデオテープから望みの場面を探すのに四苦八苦 している私からすると、まさに神業である。
聴くところによると1,000本以上もこのようなビデオがあるということだ。
自分で録り忘れてしまって苦い思い出だけが残る音楽番組も、 稲原さんなら録っておいてくれているかもしれない。
【店内ご紹介】
稲原さんの愛器やチェンバロそして昔懐かしい蓄音機も展示されている。
こちらのCDは非売品のコレクション。
往年の巨匠のものがずらりと並ぶ。
【店名の由来】
イタリアならクレモナ、ドイツならミッテンヴァルト。つまり代表的なヴァイオリンの生産地である。
ミュンヘンとインスブルックの中間の位置にあり古い歴史を持つ町である。
マチアス・クロッツを始めとするクロッツファミリーが代表的なミッテンヴァルトの製作家である。
1858年にはこの地にヴァイオリン製作学校が設立された。