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あなたがあなたであるために


自閉症の才能開発


◎日本ユニセフ協会◎ 私はアスペルガー症候群でしーた♪-ユニセフ子供の権利条約

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2010年03月01日

発達障害支援の拡充のポイントは『Win-Winの関係』

テーマ:あすぺさんのお役立ち情報

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私はアスペルガー症候群でしーた♪-がんばれあすぺさん086

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私は、昔から「人の役に立ちたい」という気持ちが強くありました。


「役に立つ」人間でなければ、自分の存在価値がないような気がしてしまうのです。


おそらく、母からよく言われた「ほんまに、あんたは役に立たん子や」という言葉が原因だと思っていました。


テンプル・グランディン氏の「自閉症の才能開発」という本に、自閉症者は社会貢献したいという気持ちが非常に強い、ということが書かれていました。


自閉症の才能開発


言われてみれば、物心ついたころから、「実際に役に立つもの」以外に興味がありませんでした。ですから、ままごとは「所詮、本物じゃない。役に立たないことをしている。ばかばかしい。」という感覚だったのです。工作をするときも、「何か役に立つものを作りたい」という気持ちが強かったです。


そのような下地があったところに、母の言葉が重なって、さらに思いが強くなったのだと思います。


ですから、常に「何か社会貢献できることはないか」と考えています。けれど、実際に行動に移すことはできない小心者でもあり、ものぐさ者でした。そして、そういう自分を、"考えるだけで自己満足している偽善者"だと自分を責めていました。


そんなときに、目に入ったのが、コンビニの募金箱です。


ある日、「小銭、めんどくさいなぁ」と思ったときに、募金箱が目に入りました。

それまでも、何度か入れようかと思ったのですが、なんだか気恥ずかしくて入れることができませんでした。


けれど、その日ふと思ったのです。

「私が、"めんどくさい"なんて感じるこの7円は、発展途上国では、ものすごく価値のあるお金になる。つまり、この7円は、国を変えれば、私が感じている7円よりも、ずっとずっとありがたいものになるんだ。」

そう考えたとき、気恥ずかしさは消えました。自分がこの募金箱に入れることで、この7円は、私にとっての7円の何倍もの価値になって活躍するのだとおもうと、自然に募金箱にお金を入れることができました。


実は、数年前から、発展途上国の子供の定常的に支援をしたいと思っていました。しかし、よく目にする広告はひと月に5,000円ぐらい…かなり大きい額です。仕事が順調なときは、なんとかなっても、長く続けられないんじゃないか…いつも、見送ってきました。


そして、最近、UNICEFで「ひと月いくらからでもOK」という支援プログラムがあることを知りました。「やったー!これならできる!」ということで、ひと月1,000円の支援をすることにしました。


『日本ユニセフ協会 マンスリーサポートプログラム』 (←クリック!)


さらに、UNICEFのサイトを見ていると、UNICEFのツールバーで検索すると、検索で表示される広告による収入の一部が、UNICEFから発展途上国へ寄付されるというものです!!


『日本ユニセフ協会 ユニセフツールバー』 (クリック!)


すごいですね。


検索する人、広告を出す人、UNICEFが3社ともWin-Win-Winで、かつ、発展途上国へ寄付がされるという仕組み。


今までは、寄付やボランティアというと、「自分が犠牲を払って人を助ける」というイメージでした。けれど、この仕組みはちがうのですね。だれも損をしない。むしろ、お互いに「役立っている」のに、そのことが人を助ける手立てになっている


これからの時代は、ビジネスだけでなく、支援も「Win-Win」の関係を取り入れていくことが大切なのだと感じました。特に、大人の発達障害の人には重要なポイントになると思います。


これは、発達障害への支援も同じだと感じます。

一方的な「支援してください」ではなく、相手が支援することで、相手にも何らかのWinがあるように考えることが、支援を広げるポイントじゃないでしょうか。


先日、NHK「きらっと生きる」で発達障害が取り上げられていました。

その中で、仕事の面接練習をする場面がありました。


「メモを用意してもらえないと、うまく仕事ができません」

(↑記憶に頼っているので、実際の表現そのままではありません)


これは、発達障害には限らないのですが、ネガティブなイメージだけを伝えるのではダメなんですね。


仕事は、ビジネスです。


ですから、一方的に「支援がないとできません」「支援してください」という表現では、"損をする"という印象を与えてしまい、はじかれてしまいます。


支援される側も支援する側もWin-Winの関係になるように考えなくてはいけません。


私は、このように伝えます。

「簡単な走り書き程度のメモでもあれば、○○ができます。

 メモがあれば、普通の人よりも集中力が高いので、

 むしろ普通の人よりもよく○○の作業ができると思います。」


まず、支援とは、肩肘張るほどの重たい内容ではないというニュアンスを

「簡単な走り書き程度の」という言葉で表現しています。


「メモ(支援)があれば」どんな、得があるのかを、「普通の人よりも集中力が高いので」という言葉で「発達障害ならではの能力」がプラスに転じることを表現しています。


これは、発達障害など関係なしにいえることなのですが、仕事の面接においては、

ネガティブな質問に対しては、

・事実は素直に認める

・ただし、その回避方法があることを簡潔につたえる。

・その回避方法によって、むしろ通常よりも高い効果が得られることを伝える。

という回答を心がけることで、かなり印象が違ってきます。


なぜなら、「ネガティブなことを(かなりこじつけでも)ポジティブに変えていける人」という印象になるからです。


派遣で仕事をしていたときには、たいてい競合相手が何人かいる状態の面接がほとんどでした。なかには、自分はやってみたいけれど、経験がないため、非常に不利な場合もありました。


しかし、面接でこうしたポジティブな回答をすることで、面接をした内容の仕事(プログラミング言語java)はダメでしたが、同じプロジェクトの別の仕事(オラクルのPL/SQL)のオファーがきました。さらに、そこで"ついでにjavaの仕事いくつかあるので経験したらいいよ"とまで言ってもらえました。実際に、そのプロジェクトは非常によい経験になり、その後のキャリアに非常に役に立ちました。


他にも、信じられないようなミラクルな方法で仕事をゲットした経験がありますが、全て、「本来、ネガティブであることを、逆手にとって、ポジティブに変えてしまう」という発想の転換がポイントでした。


常に、相手も自分もWin-Winの関係であることができるためには、どうすればよいのか。

その発想の転換が、(もちろん普通の人にも大切ですが、)特に発達障害の人が社会で生きていくために必要なことではないか、そう感じました。


発達障害の人の奇想天外な発想は、こういうところで発揮すれば、非常に強い武器になるのです。



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コメント

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1 ■ままごとでは納得できない

この部分よくわかります。
わが息子もおもちゃの大工道具やおもちゃの・・・にはまったく興味を示さず本物を使いたがります。
でそれを触らせると思っている以上に使えてしまいます。

また寄付も好きですね、
支払いのお金まで募金箱に入れうこともあるんですけどちゃんと「役に立つ」という理解でお金を入れているようです。

欠点は長所の裏返しとはよく言いますけど、発達障害者の困難はそう単純でもないでしょうけど、基本的な考え方としては困難を回避すれば期待以上の成果が出るというのは体験的に当たりだと思います。

2 ■同じです♪

私も5年前にユニセフのマンスリーサポーターになりました♪
(金額は、当初は2千円だったのですが、離婚後に千円に変更しました(;^_^A)
金額はわずかだけど、子供たちの笑顔の一助になることができれば嬉しいなぁって思います(^^)

3 ■私の場合

楽天のお買い物でたまったポイントを寄付できるところがあって、半端なポイントを寄付しています。
(楽天トップで「寄付」とか「募金」で検索すると出てきます)

毎月決まった額、というのが難しいので、私にはこの方法が合ってるみたいです。

役に立ちたい気持ち、私もすっごくありますね。
特に発達障害を知ってからはより強いです。
うちの姫もおせっかい焼きなので、似たもの親子ですね~。

4 ■社会貢献

言われてみれば、僕もそうっすね~。献血だったり夏にやってる24時間テレビとかも好きだったりもします♪

5 ■無題

マンスリーサポート、私も2~3年前から月3000円コースでやってます。現在、無収入なのに。

独身時代に溜め込んだ貯金から出しています。夫の趣味の自動車ローンに使われるよりは、こっちの方が有意義だと考えました。

6 ■あ~わかる。

社会貢献というか、何か自分でも出来る事・・・となると、こういう形での募金活動はついついやってしまう。
犬がすきなんで引退盲導犬を見ると小走りで募金箱に突入!

ビジネスにおける、支援のもとめ方具体的で勉強になりました。
求めるというよりも、お願いすると言うよりも、決して会社のお荷物になるために働きたいのではない!と言う心の叫びが必要ですよね。
それを謙虚に自然に自己アピールできる。
そうなりたいですね。(あ、自分じゃないや、そうなってほしいな・・・息子君)

私もどっちかって言うとネアカなので、面接は大丈夫な方なんですよね~
気がつくと得意なことが増えてる感じ。。。
(苦手な事は変わらないけど・・・苦手な事をクリアする知恵もついてきた)

7 ■いいですね♪

ネガティブなことをポジティブな言い方で伝える・・・とても良いと思います。

次女の学校への支援のお願いの話をする時に、これからはその方法でやってみたいです。

というのも、支援をお願いしたいばかりに「~が苦手な子なので~は無理だと思います。」「出来ないかもしれません。」と先生方にマイナスイメージを抱かせることばかり言ってしまい、心の中で「本当はもっと良いトコロもいっぱいあるのに!」と悲しい気持ちになってしまうからです。

しーた♪さん流の言い方でこれからは伝えるようにしたいなあ。

余談ですが、大学時代にボランティアでユニセフの活動パンフレットなどの翻訳の下訳作業などをしていたことを思い出しました。
自分の勉強になるのと、大学とは違う仲間がいるのが楽しくて続けていましたが、今思うとそういう動機だったからこそ出来たボランティアだったなあと思います。

8 ■ヤフーブログでは

クリック募金のブログパーツがあります。
クリック募金も、誰かの役にたてますよね。
もっと広がればいいのにな~と思います。

9 ■無題

オオッ、なんてすばらしい!!

私もお財布に1円や5円がたまっていくんですが、
本当なら、集めて24時間のときにでも寄付すれば
とは思うののに、
結局、瓶にいっぱいになったらを郵便局の貯金
してしまう、ダメな小市民なのです。トホホ。

10 ■いつも読ませてもらってます。

単なる印象なのですが、しーたさん、最近無理してませんか?頑張ってませんか?少しだけ弱さを見せても大丈夫なのがブログだと勝手に思ってるので、言いました。
私は、私と同じ発達障害を持つ家内を自死で一昨年亡くした者です。頑張りが続くうちは良いですが、その反動も大きかったのでお節介な心配をしています。

11 ■Re:いつも読ませてもらってます。

>するめさん


はっ!
もしかすると、また自覚のないまま、
ムリをしているかもしれません(;´▽`A``

少し自分の状態に
注意をしてみようと思いますσ(^_^;)

ありがとうございました('-^*)/

12 ■こんばんは!

以前にUNICEFに興味があって、クリスマスカードを買うと一部が基金に回ると聞いて買いまくってました。
今はそこまで入り込んではいませんが、相談されたら自分の知ってる情報は教えれられるようにしたいですね

13 ■見ました~

私もちょうど
同じテレビをみましたよ~
しーたさんの言うように
もっと出来ることをアピールしたらいいのに
と見ていて思いました
でも、周囲がもっと
できる事を認めてあげてたら
もっと、あの男の子もポジティブ発言が
できたのにとも思いました

14 ■質問です。

しーたさんは、4コマ漫画の着彩に何を使っていらっしゃるんですか?

…もしかしてコピック(アルコール・マーカー)ですか?

お忙しい、もしくは、具合がお悪いのであれば、この質問はスルーしてくださって結構です。
では失礼しますm(_ _ )m。

15 ■Re:質問です。

>ぴかりさん

大正解です~!

コピック・チャオ ←コピックの中で安い版
を使っています。

ちなみに、輪郭の黒線は、ファミリーマートで売っている、安い太細両用の水性ペンです。

日曜日のことわざ劇場の絵は、
ペンで線だけ書いて、
パソコンに取り込んで着色しています。

タブレットを買ったので、
そのうち、全部、デジタルで描く日が来る…はず(^▽^;)
↑ただいま練習中

16 ■おこんばんわ

そんな辛い経験したんやね。
かわいそうに・・・・辛かったなあ。
子供に「役に立たない」なんて絶対言うたらあかんわ。
まして、母親のはく言葉ではおへん。
なんか、そこの部分呼んでるだけで涙でてしもた。

17 ■Re:Re:質問です。

>しーたさん

質問のお答えありがとうございますm(_ _)m。

私、イラスト描くのが趣味で、今はコピック(チャオとスケッチ両方)使っていますが、長時間使っていると、あの特有の『匂い』で、頭が痛くなるんです(←止めればいいのに集中状態になると止められないorz)。

病気が発病する前からそうだったんですが、
最近特に酷くて°・(ノД`)・°・。

元々はカラーインクで着彩していたんだけど、「誤診」で合わない薬を服用したら、カラーインクいじれなくなっちゃったんです。

コレも発達障害特有の「薬剤過敏」なのですかねぇ…??

…ごめんなさい。愚痴になっちゃった。

ちなみに私はデジタル塗り、挫折しました。
というか、私の絵はデジタル向きではないようで、タブレットとソフトが言う事を聞いてくれません(苦笑)。
イイ歳して、癇癪起こしてペンタブ投げつけました。
でも今は考え方を変えて、「これも『個性』さ┐( ̄ヘ ̄)┌」って割り切ってます(笑)

18 ■ポジティブ発言が苦手な理由

確かに、後天的な要素が大きいんですよね。

成功体験が少ない、認められた経験が少ない、
だからこそ自分に自信を失くしてしまっている。

そういう人たくさんいますよね。
私の周りにもいますけど…

それでも、思い切って「自分で自分の殻を破る」ぐらいの勢いがないと、何か物事を動かしたり、自分の変化のきっかけをつかむことって、難しいんじゃないかな~と思ってしまいます。

そういえば、先日のしーたさんのアドバイスのおかげで、本来の自分の良さがうまく出せた様で
「とても明るい方ですね!」と、ある企業の面接官に褒められました(その節はありがとうございました!)
そのまま良い結果につながるといいんですが…

連絡待ちはやはりどこか落ち着きませんね(;^_^A

19 ■ありがとうございます!

私もしーたさんと同じように、
「途上国の子どもたちの支援をしたいけど
収入が少ないし、確実じゃないし…
お金持ちの人はいいなぁ、たくさん支援できて…」
と思っていましたが
マンスリーサポートやツールバーもあるんですね!
ほんの少しでも、できることがあるとわかって
とっても嬉しいです。
教えてくださって、ありがとうございます!

20 ■めかぱんださんへ

よかったですね(*^▽^*)

でも、ちゃんと自分に役立つものは
即、取り入れて実践するという
めかぱんださんはすごいです!!

人間、
「わかっちゃいるけどできないよー」
「そりゃそうろうけどできないよー」
ということのほうが多いですよね。

めかぱんださんは、
「実践する」という"選択をする"という
実は、一番難しいことを成し遂げたわけです。

これから、
実践しながら自分によりフィットするように
カスタマイズしてみてくださいね。

応援しています。


21 ■そうですね。私の場合は…。

私の場合も、メモは自分でとる事が可能なので、ジョブコーチから、「メモをとる事を大切に!!」と言われたので、メモ習慣ができました。それが一つの強みになって、仕事上の障害者仲間より、仕事ができるようになったようです。また、私の場合、練習次第で苦手克服し、得意になる事も可能なので、それも強みになっています。

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