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【衝撃事件の核心】脱税で逃亡3年8カ月 SMの儲け隠した「女王様」 業界では“カリスマ” (5/5ページ)
このニュースのトピックス:衝撃事件の核心
共同経営者は国税局の査察後、稲垣被告が共同経営から退いた代償として、1000万円を支払っている。
これがハワイへの逃走資金にも充てられたのか。SM嬢に支払った給与の源泉所得税も稲垣被告が逃走したため、共同経営者の男性が支払ったという。
「強制調査を受けるまでは立ち退き運動にあったり、暴力団の影におびえたり、内心ビクビクしていました。強制調査を受け、今ではSMクラブを法人化して警察にも届けを出したため、堂々と経営できます」とも共同経営者は供述している。
一方で稲垣被告はハワイに逃走する道を選んだ。風俗業界関係者の間では「錦糸町のSMクラブで働いている」という怪情報も流れたが、本人は逃亡生活とは思えない優雅な暮らしをハワイで満喫していたようだ。
執行猶予判決を受けながら今も8軒のSMクラブを経営する男性と、これから裁判が始まる稲垣被告。
司法関係者は「1億円あまりの脱税額は、まあ平均的。懲役1年6月、執行猶予3年あたりが順当でしょう。だが稲垣被告は3年8カ月も逃亡している。これで今後、億単位の重加算税と延滞税がかかってくる。これも納めないとなれば、実刑判決となることも考えられる」と解説する。
長期逃亡の代償は高くつきそうだ。