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2010年02月28日

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥 -ことわざ劇場(10)-

テーマ:ことわざ劇場

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今日のことわざは、これです。



私はアスペルガー症候群でしーた♪-ことわざ劇場(8)



合格ことわざ合格


聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥



ひらめき電球意味ひらめき電球

知らないことを人に聞くのは恥ずかしいが、

そのときだけで済む。

聞かずに知らないまま過ごせば、

一生の恥になってしまう。

知らないことはすぐに人に聞けという教え。


(高橋書店 ポケット判 ことわざ新辞典より引用)



私は、基本的にわからないことは、まず自分で調べます。


なぜなら、周りの人に聞いてばかりでは、自分の周りにいる人以上には、なり得ないからです。もしも、自分の置かれている環境が、レベルの低い人たちばかりだったら、自分もレベルが低いまま。


それでもいいという人は、それでよいと思います。


けれど、私はそれが嫌です。

だから、自分で調べるのです。


とはいっても、調べてもわからないことや、調べ方すらわからないことがあります。


そんなときは、周囲の人に聞くことになります。

このときに気をつけなくてはならないのが、聞く相手聞くタイミングです。


聞くタイミングは、

・相手が忙しいそうでないときを狙う。

・話しかけるときは、

 「今いいですか?」の一言を最初につける。(←これは日本人特有の作法らしい汗)

・昼休みの直前や帰宅直前に、急ぎでもない質問をしない

ということですね。


難しいのは、聞く相手です。

①質問の答えをよく知っていそうな人を選ぶこと。

②質問を答える立場にある人を選ぶこと。


①は、なんとなくわかります。


しかし、私は②を見極めるのが苦手です。


会社には、部長、課長など"長"のつく役職の人や、会社によっては、いろいろな名前の役職があります。また、社内にいろいろな部署もあります。

プロジェクトなら、プロジェクトリーダやその他にいろいろな担当がいます。


どこの誰に質問を投げるが妥当なのか、それすらわからないことが多いのです。


実は、あすぺさんは、一般にこういう見極めが苦手とされています


そのために、本来、そういう質問をすべきでない人に質問をして、迷惑がられてしまうのです。


しかも、相手が「そういう質問は、○○さんへしてね」と教えてくれればよいのですが、内心に不満をためたまま答えてくれる場合が多いのです。しかし、質問をしている側は、それでいいのだと思っているため、その後も質問を続けてしまいます。


…そして、ある日、ストレスがたまった相手から怒られてしまったり、あるいは、上司にクレームが上げられて、叱責を受けたり評価を下げられたりするのです。


こうした事態を避けるためにはどうしたらいいのでしょうか。


それは、初めて質問するときに、まず、この質問をするのです。


「○○の件ついての質問があるのですが、誰に聞いたらいいのかわからなくて…これは、△△さん(←相手の名前)でいいですか?それとも、他の方ですか?」


つまり、相手に「自分が答えるか、他の人に振るか」を選択させるのです。自分が答えることを選択したのであれば、有無を言わさず質問を投げられた場合よりも、ストレスが減ります。


その人が自分の役割でないと感じているなら、「ああ、それは××さんに聞くんだよ」と教えてくれるでしょう。


そうすれば、次回から、迷うことなく正しい人に質問ができますし、変に質問に対するストレスをためられてしまうこともありません。


もう1つは、

誰に聞いてもよい質問であれば、同じ人に質問を集中させないことです。


どうしても、話しやすい人や丁寧に応対してくれる人に質問をしがちですが、そういう人は、他の人からの質問も多いはずなのです。


ですから、できるだけ、誰でも答えられそうな質問の場合は、相手を固定しないように気をつけることも必要だと思います。


…という配慮がめんどくさいので、私はできるだけ質問したくありません。


ですから、私は、質問そのものを質問するのではなく、

「○○についてわからないのですが、こういう関係のものは、どうやって調べたいいですか

と、「調べ方」をたずねるひらめき電球ようにしています。


そうすると、その後、似たような問題が起こったときに、自分でサッと調べることができます。

そして、自分で調べることを重ねることで、知識が増えて、周りの人もわからないこともできるようになります。


何よりも、「調べ方」を知っていれば、"調べたらわかる"という安心感にもなります。


ですから、周りの人への質問は、「わからないこと」そのものを聞くのではなく、わからないことの「調べ方」を聞くようにすることが、大切なのです。


人に聞くことは大切ですが、なんでもかんでも「教えて、教えて」の"教えて君"にならないように、気をつけましょうね。




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コメント

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1 ■同感!!

(^-^)
自分で調べることは大事!!
娘にも自分で調べてくれ!って辞書を渡したら
調べる気配が無いので電子辞書にした!(^◇^)
今はパソコンで調べたりできるもんね(^o^)丿
上手に人に尋ねられる技術って必要ですよね
(^o^)丿

2 ■ほほぉ~

うちのアスペくんも基本はパソコンなどで調べますが…
「〇〇先生に聞いてみよう~」という事もあって…でも、私からすると「何故〇〇先生に?その質問なら△△先生の方がよいのでは~??」という事もよくあります。
聞くタイミングもやはり「いまじゃなくてもいいじゃん!!」とイラっとさせられることもしばしば。
定型発達の私も、質問する人やタイミングについては考えるけど~そんなに大変な作業ではないと思います。
アスペくんは、色々考えるけど~考えすぎて的をはずしてるような…そんな感じがします。
長々とすみません。

3 ■激しく同意。

聞くタイミングが掴めなくて、戸惑いっぱなしの人生だった。

今はパソコンという魔法の箱があるから、日常的なこと、冠婚葬祭、自分の仕事についての方法に至るまで、調べられるので、ずいぶん生きやすい世の中なんだろうなあ。

羨ましくて、ちょっとだけ、思い悩んだ時間を返して欲しいと思う。

4 ■全く同感!!

でも前の職場の同僚さん2人は疑問に思ったらすぐにそばにいる人に質問する人でした。私はよく同様に行動しない事を注意されましたが,私は「自分で調べた方が+αの情報もわかっておトクかもしれない」と思うし「質問するのは相手に時間と手間を取らせるのだから,まず自分でできる限り調べて,それでも分からない場合に初めて聞くのがマナー」と思うので,衝突の原因になっていました
まぁもともと自分が発端となって他人に何か行動させる事を苦にするタイプではあります

5 ■はじめまして

初めてコメントさせて頂きます。
高3の広汎性発達障害の息子がいます。
丁度、息子の「人にわからないことを聞けない」ということで悩んでいます。
今日の記事、とても勉強になりました。
特に「調べ方をたずねる」は目からウロコです。
機会を見て息子に話してみようと思います。
有難うございました(^^)

6 ■はじめまして☆

ご訪問ありがとうございます☆

納得です☆
大変、勉強になりました(^-^)♪

7 ■いつも

ペタありがとうございます。

人に質問するの、苦手だったんです(ノω・、)
私、同じ人に集中し過ぎてたかも・・・です。

勉強になりました(^-^)/

8 ■この話は・・

アスペさんじゃなく一般の人にも充分当てはまる話だとおもいます。みんなに読んで欲しい!!

調べ方を教えてもらう・・・すごく大事なことですよね。教えるほうもここに載ってるから自分で調べてごらんっていってあげるのもいいかもしれません。

そうそう大阪のおばちゃんに多いのが、ひとの都合もおかまいなしに聞いてきて、「ここに載ってるから~」っていっても、「そんなん読んでもわからん!ちょっと教えてくれたらいいやん!」って人。・・で又おんなじ質問をする・・・。

それと、帰ろうとすると急に質問してくる人もいますよね~。定型の人でも多いですよ。

そうならないよう気をつけないと('-^*)/

9 ■やはり、わからない事を聞くのは苦手分野です

やはり、わからない事を聞くのは苦手分野ですが、仕事上、いつまでも、わからないと困るので、聞くようにしています。何度か経験した事は、覚えてできるようになる事もあります。ただ、仕事の指導をしてくれるのが、リーダー達で、日替わりで、リーダー達がかわるので、わりと質問や相談事をする時、誰に聞くが迷います。まぁ、だいたい、リーダー達でも、年長者や、リーダー達の中でもオールマイティーになんでもできる人を、選ぶようにしています。

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