妄想チャラ書き第二弾。
といっても今回は3時間ぐらいかかってます。
2chとふたばの悪堕ちスレの夕子さんの話題を見ているうちに
またムラムラと書いてみたくなりました。
なお、今回はめんどくさいんで誰が喋ってるか書いてません。
だってフェニックスとか名前が長いし……。
というわけでなんとなくわかってやってください(笑)
「ゆっきー、やめてくれ。ボクはキミと戦いたくないんだ!」
「・・・ゆっきー? それは誰のことです?
わたくしは光を打ち払う闇の怪鳥神。スワン・ジェイド。
偉大なる大首領様の命により・・・。
ジャスティス・フェニックス。
・・・あなたを無力化し・・・捕らえます」
「くっ、もうあたしのこともわからなくなっているのか」
「とどめです! 影羅抜刀術奥義っ・・・! 影羅万刃氷砕斬っ・・・!」
しゅぱあああああああああああ・・・!
「きゃああああ!」
「フェニックスの戦闘不能を確認。これより拘束します。イ゛ーッ!」
「待ちなさい。スワン・ジェイド。
フェニックスは放棄して、わたしと共に帰還するのです」
「う・・・ううう、まさかアイツは・・・」
「だ・・・大首領・・・様?」
◇
「おい! どうなっているんだ? 久遠! わたしはここにいるぞ!」
「わ・・・わかりません。大首領様が・・・二人・・・?」
「そんなわけないだろう。ヤツはわたしの偽物だ!
何者かがわたしの仮面を被ってなりすましているんだ!
あんなやつに耳を傾ける必要はない! スワンへの回線をよこせ!」
「そ・・・それが・・・」
「どうしたっ?」
「こちらから何度も呼びかけているのですが、
どこからか回線に強力なジャミングをかけられていて、
スワン・ジェイドへの通信が完全に途絶しています」
「そ・・・そんなバカな・・・」
◇
「聞こえなかったのですか? スワン・ジェイド。
早くわたしの元に来なさい」
「う・・・うう・・・」
「ゆ・・・ゆっきーが戸惑ってる?
そういえばどことなく雰囲気が違うし、声色も変だ。
ヤツは大首領じゃ・・・ないのか・・・?」
「思い出しなさい。スワン。あなたの真実の姿を。
あなたはわたしのなんだったのですか?」
ぽぉぉぉーーーーーっ。
「・・・わ・・・わたくしの真実の姿は・・・」
(そ・・・それを言っちゃだめだ! ゆっきー!)
「わ・・・わたくしは・・・、
偉大なるアースジェイド大首領様の淫らで卑しい肉の操り人形・・・。
命令に従うことそれ自体に無上の悦楽を覚える・・・、
この上なく淫らで卑しい肉の操り・・・ニンギョウ・・・」
「そうです。あなたはこの仮面を着けているものの命令には絶対に逆らえない。
さあ、スワン、命令します。
『あなたが絶対の忠誠を誓う、このわたしの元に来なさい』」
「かしこまりました。偉大なるアースジェイド大首領様」
「ま・・・待て・・・。ゆっきーを・・・ゆっきーを返せ・・・」
「ふふふ、ジャスティス・フェニックスこと天堂樹梨。
あなたの魂もいずれこのわたしに捧げてもらいます。
また会いましょう」
◇
「くっ、やられたっ!
夕子に施した人形化洗脳がこんな形で仇になるとは!」
「御剣夕子の自我は可能な限り削除してあります。
大首領様の仮面を着けたものの命令を受けた時点で、
自分で考えることを放棄してしまったのでしょう」
「ぐむぅぅ・・・こうなっては仕方ない!
久遠、急ぎパンサー・ジェイドを出撃させ、
ブレイド隊の救援が来る前にフェニックスの回収に向かわせろ。
「はっ・・・はいっ! 聞こえているわね、マリリン!
すぐに出撃しなさい!」
「今からでは間に合うとも思えんが・・・。
あいつはいったい何者だ? 忌々しい・・・」
◇
「よく来てくれました。スワン・ジェイド。いえ、御剣夕子」
「大首領様、ここは一体。久遠様は?」
「久遠? ああ、彼女は別の任務で席を外しています。
ここは我らの新しい拠点、インフェルノ・プリズン」
「インフェルノ・プリズン・・・」
「さて、夕子。急遽あなたを呼び戻したのは他でもありません。
あなたをより強力な戦士に改造する準備が整ったからです。
この改造手術を受ければ、
これまでとは比べものにならぬほど強大な伝説上の悪魔の力と、
より強固なわたしへの忠誠心、いや、もはや忠誠ではない、
不可逆かつ完全な服従心が備わることでしょう
この改造手術、受けてくれますね?」
「イ゛ーーーっ! 全ては大首領様のお心のままにっ!」
「ふふふ、いい答えね。
忠実なあなたへのご褒美として、
わたしの仮面の下の素顔を見せてあげましょう」
「えっ!? 大首領様が・・・女性・・・!?」
「ふふふ、わたしの真の名は悪魔女王ビューナス・エリュシオン」
「・・・悪魔女王・・・ビューナス・エリュシオン・・・」
「さあ、夕子。洗脳前の大事なインプリンティングよ。
手術の前にこの顔をよく見て、よく心に刻みつけておきなさい」
「はい、大首領・・・いえ・・・悪魔女王様」
◇
「これよりジャスティス・スワンのデビル化改造を開始します。
まず全身麻酔を確認後、脊髄から脳、乳頭、淫核、肛門各部位にデモノス細胞を注入」
「了解。デモノス細胞を注入します」
「注入されたデモノス細胞は、夕子の体内を構成するジェイド細胞と融合・吸収し、
より強力なデモノイド細胞へと変質する。
これにより彼女の肉体は完全に人間ではなくなり、
強靱な悪魔の肉体へと生まれ変わるのです」
「デモノス細胞の活性化を確認。順調にジェイド細胞を取り込んでいます」
「よろしい。細胞の侵食率に合わせ、
各部位に取り付けた電極への出力を上げなさい。
最終的には致死レベルのショックさえ快楽として受け入れられる
淫乱で強靱な肉体を獲得するはずです」
「了解。随時モニターして調整します」
「さて、あとは精神の方ですね。夕子の記憶の解析はどこまで進んでいますか?」
「はい、既に完了しています。
女王様のご命令通り、アースジェイド大首領の調教記録を抽出。
右のモニターにリストアップしてあります」
「ふむ、なるほど。
やはり徹底的に自我を破壊して大首領への依存心を高め、
自らの思考・判断さえ主人に委ねさせるロボット化洗脳ね。
ふふふ、ロボットは誰よりも操縦者に対して忠実だけど、
コントローラーさえ奪ってしまえば誰にだって従うものなのよ」
「バーチャル映像の準備完了しました」
「ではすぐにはじめなさい。夕子の大首領に関する記憶を全て削除し、
その顔・名前をすべてわたしのものへと差し替えなさい。
並行して電撃・超音波刺激・薬物投与による外的刺激も調整。
記憶の映像と強制絶頂をシンクロさせて徹底的に条件付けを行うように。
デモノス細胞の侵食率が上がれば肉体・精神の耐久性も上がっていく。
最終的には絶頂しっぱなしの状態になって構わないわ」
「了解しました。現在該当の記憶削除率67%。
バーチャル映像再生スタート。被験者の夢に強制介入します」
「さて、しばらくは静観ね。席を外すわ。
洗脳第二段階以降の30分前に連絡をよこしなさい。
書き換えの進行状況は随時わたしのモニターに送るように」
「かしこまりました」
◇
「改造の状況はどうかしら?」
「はっ、お帰りなさいませ、女王様!
現在デモノイド細胞の侵食率は100%。
肉体のデビル化は完了しています」
「ふふふ、すっかり肌が蒼く染まって・・・。
素晴らしいわ、夕子。これで完全に人間ではなくなったのね」
「血液の色が赤から青に変わったことで肌の色も変化しています。
これから処置をして元の肌色に擬態させます」
「結構。精神改造の進捗は?」
「はい。現在、映像を差し替えた大首領関連の記憶を2回再生終了。
現在、3ループ目にかかっています。
既に大首領の記憶は完全に失われ、
その愛情と忠誠心は全て悪魔女王様に対するものにすり替わっております。
いつでも第二段階に移行できます」
「ふふふ、体の痙攣がひっきりなしに続いている。
わたしの顔を見ながらずっとイキっ放しになってるのね」
「肉体の淫乱化。被虐心の増大。すべて予定以上の成果です」
「いいでしょう。ここからは大首領が行わなかった詰めの段階。
洗脳第二段階に移行します」
「了解」
「まずは夕子に投影するバーチャル映像を、
ジャスティス・フェニックスとパンサー・ジェイドへの凌辱シーンへと変更。
2人への敵意と征服欲をスワンの潜在願望として定着させる」
「了解。フェニックスの敗北シーンから順次映像再生開始。
同時に中枢神経のデモノイド細胞を活性化させて、
破壊衝動と性的興奮のキャパシティーを引き上げます
「さらに人間共を虐殺するシーンを追加。
あらゆる殺し方を快感に結びつけ、
悪魔にふさわしい快楽殺人者に仕立てなさい」
「了解。スワンの武装による斬殺、銃殺を中心にセットします。
対象の設定も女性と子供の比率を上げ、
弱者に対する攻撃への心理的抵抗を抑制します」
「ふふふ、わたしは夕子を操り人形になどしないわ。
凌辱と殺戮を好む悪魔にふさわしい人格に改造し、
心から望んでわたしに仕える存在に造り替えてみせる」
◇
「ぐっ、フェニックスめ。
ボロボロの体のくせになんという気迫だ。
まさかここまでやるとは・・・」
「あずみん、ボクはキミに負けるわけにはいかないよ。
ここでボクが倒れたら本当にブレイドチームは壊滅してしまう」
「チッ、いいだろう。
大首領様の力を受けて強化されたわたしの最大奥義をもって、
今日こそ貴様を葬ってくれる!」
「ボクは・・・負けないっ!」
「受けてみろ! 森羅豹王拳、裏奥義っ! 豹王暗拳殺、改!
ダークネスッ!! サンダーっ!!」
「うおおおっ! 天凰降魔弓、奥義っ! 鳳凰彗星弾ーんっ!!」
GUOOOOOOOOOOON!!!
「・・・・・・っ」
「ようやく仕留めたか・・・。
だがさすがフェニックス。わたしの傷もけっして浅くはない。
すぐにこいつを回収して撤退しよう・・・」
「影羅抜刀術闇奥義っ! 影羅極冷華刃っ!!」
「なにっ!? ぐあああああっ!」
しゃきいいいいいいいいん・・・!
「うぐ、か・・・からだが凍りついて・・・動けん・・・」
「互いに奥義を放ち、消耗しきったあなたたちに、
わたしの氷結技に抗う余力は残っていません。
パンサー・ジェイド。それにジャスティス・フェニックス。
偉大なる悪魔女王ビューナス・エリュシオン様への命により、
我らが居城インフェルノ・プリズンまで来ていただきます」
「なっ!? そ・・・その声はスワン!
行方不明になっていたスワン・ジェイドなのか?
まさか生きていたとは、だがその姿は・・・」
「フフフ、わたしはそんな名前ではありません。
わたしの名は・・・」