6月25日に津球場で行われた独立リーグ、ジャパンフューチャーズリーグと四国九州アイランドリーグの交流戦、三重−愛媛の試合の観戦記です。
地元に近い三重ということで、見に来たいな、と思いながらなかなか来れなかったのですが、ようやく見に来ることが出来ました。

愛媛
001000000|1 H5 E1
000000000|0 H1 E0
三重

愛媛
赤嶺、入野、能登原−靏岡
三重
洪−北園、野田

愛媛の赤嶺投手は右のオーバーハンド。23歳。MAX143k。上背もあり、もう少し球威が上がったら面白いピッチャー。
入野投手は右のオーバーハンド。21歳。MAX142k。キレのいいスライダーと、カウントを取ったり三振も取れるフォークを投げます。このフォークがいい。プロでも十分やれると思いました。
能登原投手は愛産大出身の右サイドハンド。スライダーは切れます。MAX138k。
三重のエース洪選手は左のオーバーハンド。MAX134k。スライダーとチェンジアップ。まとまったいいピッチャー。

(試合経過)
2回裏、2つの四球で1死1,2塁のチャンスを作りますが、ゲッツーで逃す。
3回表、1死から8番大津が3ベースヒット。9番靏岡がスクイズを決め愛媛が先制。
三重は6回裏に先頭の北村がようやく初ヒット。キャッチャーのエラーで無死2塁とするも、送りバント失敗。2死1,2塁で4番美濃を迎えますが三振に倒れチャンスを活かせず。
9回裏も先頭が四球で出ますが、1死2塁から4番5番が倒れゲームセット。愛媛が勝ちました。

お互いのピッチャーが良く投げた試合。愛媛は全体的にピッチャーのレベルが高かった。
特に入野投手は素晴らしく、2イニングをパーフェクト。まったく打てる気配がしなかった。若いですし、もしかしたらNPBからも声がかかるかも?と思わされました。
打つ方はこんなもんかな?三重はやっぱり後発だけあって、打球がなかなか飛ばない印象です。
愛知学院出身、駒大苫小牧の優勝メンバー桑島君や同じ愛知学院の北園君は頑張ってほしいな、と思うんですけどね。

ちょうど、大阪での野球賭博が発覚して、開催が心配された試合でした。
しかもあいにくの雨。それでも、地元のファンから多くの声が飛んでいました。
まだまだ増やしている段階ですが、地域に愛されようと頑張っている様子が伝わってきました。ぜひ逆境にも負けずに根付いていってほしいと思います。