◇…スポーツ報知の購読申し込みは、フリーダイヤル 0120-16-4341(イロ ヨミヨイ) まで…◇
◇…過去の記事は、ご使用のプロバイダのデータベース・サービスをご利用ください。…◇
日本テレビ系「24時間テレビ33 愛は地球を救う」が28日午後6時半、東京・北の丸公園の日本武道館でスタートした。今年のチャリティーランナーを務めるはるな愛(38)は父と弟の激励を受け、85キロの長い道のりを号泣スタート。
涙が止まらなかった。感動のゴールではない。はるなは神奈川県内のスタート地点で早くも号泣した。異例の幕開けだ。「感謝の気持ちを日本武道館に届けます」。思わぬサプライズゲストに、こみ上げるものを抑えきれなかった。
目に飛び込んできたのは父・和夫さんと弟・裕二さんの姿だった。なぜか野球のユニホーム姿の父は「一生懸命走ることやな。小さい頃は駆けっこになると『おなか痛い』って言ってたのに」と、その成長ぶりに目を細めた。
感動しつつも、衣装が気になる、はるな。「なんでユニホームなん?」。その時、裕二さんは一着のユニホームを取り出した。背中には、はるなの本名「賢示」と書かれていた。小さい頃、親子で白球を追った日々が脳裏をよぎった。「ええ“男”になりましたわ」。高校1年の時に「女の子になりたい」と伝えてから、距離を感じていた父の冗談交じりの温かい言葉が胸に染みた。「うれしいです。家族やみんなの支えがあってここに立てた」と気合を入れ直した。
5月20日に練習を開始し、2199分かけて220・3キロを走った。左ひざを痛め、貧血で倒れたこともあったが、「大丈夫です」と言い切った。この日のコンディションを見て、走る距離は2001年の研ナオコ(57)と同じ85キロに決まった。
父から「一番しんどい時に読んで」と手渡されたお守りを首から下げて、スタートした。バッチリメークは涙と鼻水で既にグチャグチャだったが、お構いなし。「ゴールに絶対行くから。待っててね」。史上初のニューハーフランナーはスッピン覚悟で激走する。
(2010年8月29日06時00分 スポーツ報知)
国内最大規模の携帯ニュースサイト。スポーツニュース速報のほか、旬の社会、芸能ニュースも満載。月額84円(税込)
巨人軍公式サイト。待ち受け画像や注目の選手情報など、シーズンオフも必見。「NEWS読売・報知」の全コンテンツも利用できて月額210円(税込)!
翌日朝掲載の釣果情報を当日夜に配信。厳選した指定船宿と協力店からの正確な情報や、船宿の自慢料理・仕掛けなど、実用的なメニューもご用意。月額210円(税込)
携帯初の競輪予想情報。グランプリやダービーはもちろん、関東・南関東を中心に各レースを徹底予測。月額210円(税込)