相撲案内所売り上げ減、補償に関して９月中に話し合い

　大相撲名古屋場所で、相撲案内所が一連の賭博問題で大量の謹慎力士が出るなどで売り上げが減少した補償を日本相撲協会に要望している問題について、同案内所の小関義明組合長が２８日、「９月中に協会側と正式に話し合います」と明かした。

　同案内所組合は７月下旬に補償を求める要望書を提出。当初は８月中の結論を協会側に求めていたが「担当部長も代わられたので９月に話し合いをしたい」と、小関組合長。放駒理事長（元大関・魁傑）の就任に伴い、名古屋場所担当は二所ノ関親方（元関脇・金剛）から友綱親方（元関脇・魁輝）に交代したため仕切り直しで交渉する。

　２９日に名古屋市内で開かれる維持員のパーティーに案内所の組合員も参加する。この席上で協会側と交渉の日時を決める可能性もある。