港区西新橋の司法書士 東京法務コンサルタントの仙谷勇人先生を取材!!
Q.普段はどのようなお仕事をなさってらっしゃるのですか?(主にどのような業務を中心に行ってらっしゃいますか?)
A.登記関係や債務整理など一般の司法書士業務ですね。当事務所は、裁判事務関係に強い実績と信頼をお寄せいただいている、司法書士と弁護士の合同事務所です。私が気をつけていることは、長い目で事件の解決を考えるということです。御依頼者は、つい感情的になる余り、目先の結果や効果でご判断されるケースがほとんどですからね。相手の方の言い分も踏まえ、御依頼者にも落ち度がなかったか等をじっくり考え、御依頼者が納得される様にご説明して解決していくことを重要視しています。
Q.営業エリアや営業時間、休日などをお聞かせください。
A.営業エリアは主に、東京23区ですが、もちろん関東甲信越をはじめ、どちらでも伺います。営業時間は10:00~18:00、お休みは土日祝とさせていただいております。
Q.お仕事に対して特に大切にしていらっしゃることは何ですか?
A.しつこいくらいに御依頼者との意思の疎通をはかるということを大切にしています。なるべく細かい現状報告もするよう努力しております。場合によっては御依頼者が嫌がることも聞き、痛いところを突くことも当然あります。そうすることで、いざ相手との交渉になった時は、御依頼者に利益になることが多いと信じています。相手の方は御依頼者の痛いところを容赦なく突いてきますので、大切な交渉や折衝のときにそうしたことが、結果的に御依頼者の利益に繋がると考えております。御依頼者と嫌なことや弱いところを把握して、事件に二人三脚で取り組むという姿勢を取らせていただいております。
Q.御依頼者に対して心がけていらっしゃることは何ですか?
A.自分から心を開いて接するようにしています。自分が心を閉ざしているのに、相手が自分を信用してもらえるとは到底思えませんよね。信用してもらえなければ、御依頼者の心の底に沈んでいる、お悩みの本質を話していただけないと思います。自分の悩みを人に話すのは大変に勇気が必要で、話しにくい方には尚更のはずです。そのことを踏まえてまず、自分から心を開き、少々泥臭くても、御依頼者にじっくりと接することを心がけております。
Q.このご職業をどういった経緯でご選択されたのですか?
A.父が弁護士でして、法律家になりたいという想いはずっとありましたが、事件が弁護士のところへ来た時点で、手遅れの状態がほとんどというのが、幼いころから私が抱いていた感想です。起こった問題に対して「こうしていきましょう」というよりも、「こうなる危険性があるので、今のうちにこうしましょう」という予防法務に努めたいな、と思うようになりました。もっと身近なところで、“誰でも気軽に相談できる人”という位置付けで、問題を予防することに努めたいと思い、この「司法書士」という職業を選択しました。
Q.今後の指針等がございましたらお聞かせください。
A.仕事からは逃げない!諦めない!というところを徹底していきたいです。どうしても、時間的な効率を考えたり、得手不得手を基準としたりと仕事を選んでしまいがちですが、苦手な部分や、やったことのない事件は取り組んでみて初めて苦手か自分にできるかどうかが分かる筈で、勉強にもなるはずだと自分を奮い立たせる様に気を付けています。でも慣れた事件の方が、仕事の流れが予想できるだけに、葛藤する自分もいる、というのが正直なところです。その時分に打ち勝って、進んで新しい分野にも飛び込んでいき、どんなに苦しくとも諦めたりは絶対にしない様に心がけています。
Q.事務所に対してのお気に入りをお聞かせください。
A.スタッフ全員のチームワークがいいですね。駅前のような繁華街と違い、事務所や事務所のご近所の雰囲気が、落ち着いた感じで居心地がとてもいいというのを自負しております。個人的には、銀行や郵便局が近いのが嬉しいです(笑)この仕事は銀行や郵便局や公証人役場に頻繁に通いますので。新橋の駅まで少し距離がありますが、色々と鉄道路線が通っている町なので御依頼者に便利なのでは、と思います。
Q.趣味、好きなことなどはございますか?
A.時計やフィギュアそれと車の運転が好きです。時計に関しては、今着けている時計は5年前に父親の癌手術が成功した、という思い出・記念に買いました。フィギュアは、スターウォーズやガンダムが好きです。運転は、都内をドライブするのが好きですね。一人で運転すると、なんだか落ち着きます。物凄く色々な方と知り合う職業なので、逆に独りになりたい時は運転するといった傾向にあります。
Q.最近おもしろかったこと・感じたことはございますか?
A.まさにこの仕事です。この仕事は、自分としましては本当にやりがいがあります。しかし、その分、危機感もあります。自分に全責任がかかってくるという面では本当に怖いなと感じます。だからこそやりがいがあります。全力を尽くして一人でも多くの御依頼者のお悩みを解決し、お役に立ちたいです。
Q.座右の銘、好きな言葉はございますか?
A. “錐刀を以って太山を堕ぼたんとす”ですね。小さい刀で大きな山を崩すという意味合いです。いつも弱い方々は強く、賢く、そして大きい人に泣かされてしまうというイメージがあります。そういう方々のための刀となって力を尽くしていきたいな。と思っています。喧嘩をするというわけではないですよ(笑)
Q.これから同じ士業者を目指す方、独立をお考えの方々にメッセージをお願いします。
A.法律関係の資格を持った人間そのものが、はさみやナイフと一緒で非常に危険だと考えております。自分への戒めでもありますが、資格者ご自身が思っているよりもはるかに影響力のある仕事だと思います。もちろん、その影響力には、いい面もたくさんありますが、資格者の言動がどれほど影響を与えるのかを意識していなければ、と思います。
Q.このレポートをご覧になっていただいた方へメッセージをお願いします。
A. 何でも気軽に相談していただきたいと思います。法律関係なくても構いません。恋愛、人間関係、何でもご相談いただきたいと思っております。トラブルの種は、どこに潜んでいるのか分かりません。「これは法律ではないから門前払い食らうのだろう」などと思われずに、是非ご相談していただきたいです。大した事ではないと思っていても、実は伺ってみると大変に深刻な問題だったということが、意外と多くあります。もしお迷いになったら、ご自分で逃げるように片付けないで、まずは来てご相談をしてもらいたいです。例えば、交通事故です。車どうしで衝突等の事故をした時に、警察を呼ぶのが嫌だ、という理由でその場で簡単に、しかも相手の言いなりにして済ませてしまう、というのが典型です。よく調べてみると、本当は相手の責任が重いにもかかわらず、面倒だという理由や、何だか怖いという理由で逃げるように示談を済ませようとすることです。それはあくまで、その場凌ぎであり、時間が経ってからより面倒な問題が起こる可能性も多々あります。交通事故は明らかに目に見える為わかりやすいですが、借金が問題の場合は、どうも人様に言いにくいという心情が働き、借金があること自体が恥ずかしいと思われている方が多い様です。消費者金融で借金をしていることを犯罪だと考えこんでしまっている方も多いです。そのような信条ですから、どなたにも相談できず、それでその借金の返済の為に、また他の消費者金融から新たに借り入れをしてしまい、高い利息や返済にまた悩む、という悪循環に陥ってしまわれる様です。今までの我々の業界は敷居が高いというイメージがありますが、それは我々自身の責任でもあると思います。ですから、当事務所は身近に何でも聞けるような事務所になることを目標にしています。どうぞお気軽になんでもご相談ください!
取材後記(大嶋宏彰)
新橋、虎の門のすぐ近くに事務所を構える仙谷先生に対して、場所的なものもあり、敷居が高いんだろうなぁ…というイメージをもっていました。しかし実際にお会いして、先生のお人柄に触れていくうちにそんな考えは次第に薄れていきました。とてもお話しのしやすい先生で、我々に対しても、自ら心を開いていろいろなお話をしてくださいました。体当たりで問題解決に乗り出すことを信条とする先生は、熱い気持ちで皆様のあらゆる悩みを解決してくださることでしょう。迅速に正確にお客様の悩みを解決するために、司法書士が強力にサポートして下さる東京法務コンサルタント。期待感大です!!