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悔し涙の白鵬に朗報!天皇賜杯復活へ

 健康診断で採血をする白鵬=両国国技館(撮影・棚橋慶太)
 健康診断で採血をする白鵬=両国国技館(撮影・棚橋慶太)

 日本相撲協会が27日、天皇賜杯授与などの優勝力士への表彰を全面復活させる意向を示した。所管官庁の文部科学省を訪問した放駒理事長(62)=元大関魁傑=に随行した村山弘義副理事長(73)が「土俵上の賞品を含めて、以前の形に戻してやりたい」と明かした。

 名古屋場所では天皇賜杯の授与を協会が自粛し、内閣総理大臣杯など19団体からの副賞を辞退した。千秋楽の表彰式では、優勝した横綱白鵬が賜杯がないことに悔し涙を流した。今回の協会の意向を伝え聞いた白鵬は「まだ正式に決まってないので、コメントは控えたい」としている。

 協会首脳の訪問を受けた川端達夫文科相は「9月場所の正常開催は熟しつつあるけれども、対策しなければならないことはありますから」と、当面は協会の自浄努力を見守る姿勢だ。

(2010年8月27日)





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