女子ダブルス3回戦 ネデルチェバ、ルシキク組にストレート勝ちした前田(左)、末綱組=パリ(共同)
「バドミントン世界選手権、第4日」(26日、パリ)
各種目の3回戦を行い、女子ダブルスで北京五輪4位の第5シード、末綱聡子、前田美順組(ルネサスSKY)が第10シードのペトラ・ネデルチェバ(ブルガリア)アナスタシア・ルシキク(ロシア)組にストレート勝ちし、2年連続でベスト8入りした。末綱、前田組は27日の準々決勝で、初のメダル獲得を懸けて第4シードの中国ペアと対戦する。第15シードの松尾静香、内藤真実組(三洋電機)は第2シードの中国ペアに0‐2で敗れた。
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女子ダブルスのメダル獲得に向け、難敵を確実に退けた。末綱が「一つのヤマ場だと思っていた」という、ブルガリアとロシアの混成ペアとの3回戦。末綱、前田組はラリーの応酬で粘り勝ちして2年連続で8強入りした。準々決勝は強敵の中国ペアとの対戦。末綱が「中国に当たるまでに負けたくなかった」と今大会で照準を合わせてきた相手だ。攻撃をしのぎ、いかに反撃できるかが鍵。前田は「絶対チャンスはある。しっかりつかみたい」と意気込んだ。
(2010年8月27日)