厳格な家庭に育った後藤麻衣。ヌード写真集を出した時は親バレが 不安で眠れぬ夜が…(2)

20090720020752.jpg高校時代は、学校にも行かなかったから家族はもちろん、親戚からも「アイツは高校を中退するんじゃないか」なんて思われていたみたい。だから、父も母も私には諦め状態で「大学なんて入れないだろう…」って本気に思っていたようです。それが、親や親戚の期待を裏切って、高校を卒業したばかりか桐朋学園短大の芸術学部に入ったものだから、本当に驚いたようでした。父も、そこで、ちょっと私を見直してくれたみたいでした。私は、小さい頃から父に殴られ続けてきたから「絶対に(父のように)暴力を振るうような男はイヤ」と思ってきたんです。でも、妹なんて「理想の彼氏はお父さんのような人」なんて言っていましたね。とにかく、私は彼氏の第一条件は「やさしい人」だったんです。そんな厳格な家庭にそだったものですから、一番不安だったのがヌード写真集(99年11月)を出した時でしたね。毎日が針のムシロでした。もちろん、ヌードになったことも写真集を撮っていることも言えるはずなかったし、写真集が出てからは、いつバレるか、いつ話そうかって、毎日眠れない夜が続きました。でも、私が言う前にバレてしまいました(笑い)。どうも、テレビで観たらしいんですよ。テレビ朝日で放送していた「アクセル」という番組。この中で私の写真集が紹介されたらしいんです。何か、私が鎖に巻かれた写真を観らしんですよ(笑い)。その写真を見て父が「娘が拷問されている」って叫んだらしいんです(笑い)。その後、父から「見たぞ!」と言われた時は、正直言って冷や汗をかけましたね。でも、何か、もう諦めた表情でしたけど(笑い)(つづく)