サッカーのフランス2部リーグ、グルノーブルに所属する日本代表MF松井大輔(29)がロシア・プレミアムリーグのトムへ期限付き移籍することが28日、確実となった。グルノーブルの関係者が両クラブ間で合意に達したことを明らかにした。
期間は4カ月で完全移籍のオプション付き。冬の移籍期間で日本復帰も視野に入れての選択とみられる。正式発表は29日か30日が予定されている。
トムはロシア西シベリアのトムスクを本拠地とするクラブ。ロシア1部でプレーする日本選手は、本田圭佑(CSKAモスクワ)巻誠一郎(アムカル)に続いて3人目。
松井はフランスのルマン、サンテティエンヌでもプレー。ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会では4試合に出場し、日本のベスト16進出に貢献した。