スポーツライターとして活躍している乙武洋匡さん。彼は、生まれついての先天性四肢切断という障がいで両腕と両脚がない。しかし、その精神力と意欲的な活動は健常者に負けないほどパワフルなものであり、多くのファンが彼を支持している。

そんな乙武さんが、日本テレビの人気番組『24時間テレビ』に対して否定的なコメントをし、インターネット上で大きな話題となっている。なんと、「24時間テレビ、僕も好きな類(たぐい)の番組ではありません」と発言したのである。この発言にインターネット上で賛同者が続出。『24時間テレビ』に対して不信感を持っている人たちが少なからずいる事が露呈するかたちとなった。

事の顛末(てんまつ)はこうだ。『Twitter』の一般ユーザーが乙武さんに「AKB48が24時間テレビでダウン症の方々とダンスするそうです。僕は、こういうのが大嫌いです。障碍者を利用して視聴率を稼ごうとしてるかんじが許せません。この様なことについてぜひ乙武さんの見解を聞かせていただきたいです。おねがいいたします」と質問をした。それに対して乙武さんが「24時間テレビ、僕も好きな類の番組ではありません」と返答したのである。この発言に対するインターネットユーザーたちの意見は次の通りだ。

「流石だな乙武さん」
「もう政治家になれよwみんな投票するし文句言わねーよ」
「おいおいまじかよ。この人ロックすぎんだろ」
「これは重みがあるな」
「流石だな。乙武の言うことには手も足も出ないわ」
「乙さんの意見はマジ偽善フィルター抜きで見られるからだいすき」
「乙武さん日テレを敵に回しちゃったね」
「知人の障害者が殆ど嫌ってて笑った。この番組意味があるんかよ」
「出演者がギャラもろてるなんて夢にも思ってなかったわ」
「この人総理にしようぜ。サポートする有能な人付けてさ」
「乙武さんがいい人すぎて生きてくのが辛い」
「こういうごまかしてしまいがちな質問に本音で語る乙武さんは凄いね実際」
「まぁ自己満足で涙流しているヤツはむかつくわな」
「流石だな、お前らにも乙武さんの爪の垢を少しでも飲ませたいわ・・・」
「24時間テレビは募金を集めることが目的じゃなく募金をするという意識を持たせることが目的だろう」
「なんかもう言うことカッコ良すぎて、狭い枠に囚われてないで文化人として世界に羽ばたくべき」

乙武さんは過去にも、「たちあがれ日本で出馬?」という質問に「立ち上がる足がない」と返答するなど、障がいをものともしない性格が人気を博していた。「もう政治家になれよ」と書き込みしている人がいたが、同じような意見が多数書き込みされていた。いつか政界に出馬する日がくるかも!?

Screenshot from Twitter.
This image is used in accordance with copyright law number 32.