中央線沿線の駅にも「ホーム柵」を。
乗客の転落事故を防止するため、JR山手線目黒駅で28日から「可動式ホーム柵」の運用が開始されました。6月の恵比寿駅に続いてJRの在来線では2駅目。すでに地下鉄や新幹線のホームでは導入が進んでいますが、JR在来線での普及度はまだ高くありません。2018年春までに山手線29全駅での導入を目指すそうですが、転落事故の多い中央線にも早期導入を望みたいところです。
東京のJR中野駅が最寄り駅の私は、いつも通勤には中央線を利用しているのですが、都内で最もダイヤの乱れが多い路線のようです。この7~8年で何度足止めを食らったことか。だいたいの原因は人身事故なんですね。
中央線ではありませんが、8月23日には、京王線新宿駅で列の先頭にいた男性が酔っ払いの男性に押し出され、電車とホームに挟まれ死亡するという悲惨な事故が起きたばかりです。
混雑時にホーム前方に立たざるを得ないとき、電車が入ってくる瞬間、「誰かに突き落とされたりしないか」なんていう恐怖感が頭によぎったこと、ありませんか?
「可動式ホーム柵」があれば、そんな不安を感じることはないのでしょうが、多額の費用がかかるようですね。
さらに扉の数や位置が異なる列車への対応なども必要になるようです。中央線で導入できない理由はやはりこれでしょうかね?
山手線の全29駅に可動式ホーム柵を設置するのに、JR東日本は約500億円投入するそうです。乗客からの要望が多かったそうですが、私もJR利用者の一人として賛成ですね。本当なら真っ先に導入すべきだと思われる中央線でも検討して頂きたいものです。
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