自宅門扉に謝罪文「大変な後悔と反省」

　東京都足立区で戸籍上「１１１歳」の加藤宗現さんの遺体が見つかり、家族が年金をだまし取った容疑で逮捕された事件で、孫の男性が２８日、「大変な後悔と反省の気持ちでいっぱい」などとするＡ４判の紙２枚の謝罪文を自宅門扉に張り出した。

　加藤さんが部屋に閉じこもったことを誰にも相談できなかったとした上で、年金の不正受給が始まっても「受け取りを拒むことができなかった」と釈明。「絶対にあってはならない行為」と謝罪した。

　さらに、お金は「家の補修費用として使った」と説明。家族一丸となって「誠意を持って返金の努力をする」と約束している。（共同）

　［2010年8月28日22時40分］