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地下の5人にうつ症状、家族へのメッセージも拒否

26日、チリ北部コピアポ近郊の鉱山落盤事故の現場付近で、地下に閉じ込められた長男ラウル・ブストスさんの写真を見せる両親
26日、チリ北部コピアポ近郊の鉱山落盤事故の現場付近で、地下に閉じ込められた長男ラウル・ブストスさんの写真を見せる両親
Photo By 共同

 チリ北部コピアポ近郊の鉱山で起きた落盤事故で、政府の現場責任者であるマニャリク保健相は27日、記者会見し、地下約700メートルに閉じ込められた作業員33人のうち5人にうつ症状がみられることを明らかにした。

 救出作業の長期化に伴い、精神面でのケアがあらためて重要課題となりそうだ。

 保健相によると、5人は集団から離れて会話も少なく、家族に送るビデオ撮影を拒否。食事も十分に取らないといい、今後、通信回線を通じた個別のカウンセリングが行われる。

 同相はまた、33人を3人ずつ11組に分け、各人が協力し合うようにすることで、メンバーの孤立や内輪もめなどを防止する対策を取るよう現場に指示。地上で待機する家族のビデオメッセージも録画し、各人に順次送り届けるという。 (共同)

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