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地域交通支援モデル事業:透析患者の通院送迎・屋根付き三輪車移送、県が採択 /佐賀

 県は、公共交通機関が不便な地域での移動手段確保のための取り組みを支援する「地域交通支援モデル事業」に、今年度は透析患者を対象にした通院送迎サービスと、屋根付き三輪自転車(ベロタクシー)を使った移送サービスを採択した。

 透析患者対象の通院送迎サービスは、NPO法人「通院送迎サービスふれあい」が佐賀、小城、神埼、多久の4市で自家用車を活用して実施。ベロタクシーの移送サービスは、NPO法人「県CSO推進機構」が小城市で高齢者や児童・生徒、観光客の移動手段として運行する。いずれも200万円を上限に事業費を補助する。

 一方、鹿島市で高齢者の家事などを援助するNPO法人「ぬくもいのまちづくり さえずり」も、車を使った送迎に関して応募したが、国が「県の補助金が運送の対価と見なされ、道路運送法に抵触する」との見解を示したため採択を断念。県では国の構造改革特区などによる実現を模索する。

 モデル事業は08年度から始まり、これまでに6事業を採択。うち2事業が本格運行に移行し、2事業は試験運行を継続中。また2事業は利用者不足などから本格運行に至らず終了している。【竹花周】

毎日新聞 2010年8月28日 地方版

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