愛知県岩倉市の民家で28日朝、小学6年の男児(11)が血まみれで倒れているのが見つかった事件で、江南署は同日夜、男児の兄で、養護学校高等部2年の男子生徒(17)を殺人の疑いで逮捕した。同署の説明では、男子生徒は「覚えていない」と話しているという。同署は遺体を司法解剖して、詳しい死因を調べる。
同署の発表によると、男子生徒の逮捕容疑は、同日午前8時半から同9時半の間に自宅2階の居間で男児の胸部や腹部を刺して殺害したというもの。血の付いた包丁とはさみがそれぞれ、2階台所とこの居間で見つかったという。
男子生徒は男児のほか、病院職員の母親(40)、中学3年の妹(15)、祖父、祖母(67)の6人暮らし。母親や妹は朝から仕事や塾に行き、自宅には男子生徒と男児しかいなかった。同9時20分ごろ、接骨院から帰宅した祖父が、室内犬の鳴き声で異変に気づいた。祖父が2階に上がると、男子生徒は、血を流して仰向けに倒れている男児のそばで、あぐらをかいてテレビゲームをしていた。男子生徒は中度の知的障害があったという。