2010年08月27日(金)
通算270勝 「打倒私学」貫く 甲府工・原監督が勇退 春夏8度、甲子園出場導く
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26年間の監督生活を振り返る原初也さん=甲府工高 |
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山梨県高校野球界の名門甲府工が、26日開かれた県高校野球連盟理事会に監督変更届を提出し、原初也監督(64)の勇退が正式に決まった。チームを率いて26年、当時は県外出身者が多い東海大甲府の全盛期で、「打倒私学」を掲げてオール山梨の選手によるチーム強化を図った。春3度、夏5度の甲子園出場を果たし、積み重ねた公式戦の勝利は261を数えた。 原さんは、甲府工エースとして選抜甲子園に出場、社会人野球でプレーした後の1984年、母校のコーチに就任。翌年、恩師の田名網英二元監督から後継指名された。チームづくりは「ピッチャーがある程度投げられれば試合がつくれる」と、経験を生かした投手育成に重点を置いた。 「打倒私学」への強い思いが指導の源。就任当時、県内高校野球界は、県内外から有望選手を集めた東海大甲府が甲子園の常連だった。「東海を倒さない限り、甲子園には行けない」。強いライバル心が「県内で一番」を自負する厳しい練習につながった。 成果は就任2年目に表れ、秋季関東大会決勝で初めて東海大甲府に勝利。翌年の選抜甲子園に出場、8強入りした。ただ四半世紀の監督人生の中で最も印象に残る試合は、90年夏の県大会決勝の東海大甲府戦。3−1で撃破、初めて夏の甲子園出場を決めた。 「春の甲子園は選手に連れて行ってもらうものだが、夏は指導者の力が問われる。あの夏、東海に負けていたら、ここまで監督はできなかった」。その後も夏に照準を合わせた指導で、ここ10年の夏の成績は毎年ベスト8入り、決勝にも5度進んだ。 年間10日ほどしか休みがなかったという監督生活。「子どもはうそをつかない。こちらが一生懸命指導すればついてくるし、手を抜けば子どもたちも抜く」。毎日が真剣勝負だっただけに「支えてくれたスタッフ、OB、家族に感謝している」という。 新監督にはコーチの石合不二夫さん(46)が就任。9月の秋季大会からは“ご意見番”的な立場でチームを見守るという。山梨の高校野球界がここ数年、低迷しているだけに「公立の雄」として母校の躍進にエールを送る。
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