テーマの詳しい説明

1965年6月、日韓基本条約の調印が行なわれ、日本と韓国の国交が正常化しました。それから40年、今年は日韓にとって節目の年です。

日本では韓流ブームに象徴されるように韓国の大衆文化に高い関心が寄せられています。韓国でも1998年の金大中政権から段階的に行なわれてきた日本文化の開放が最終段階に入り、両国の人々はかつてないほど親近感を抱いています。その一方で今年の3月、島根県議会が「竹島の日」を制定したことで、韓国では反日感情が高まり、日本の植民地支配に対する謝罪や歴史教科書をめぐる問題が再浮上しています。

この歴史認識の違いは国交正常化以来40年にわたり日韓の最大の課題となってきました。

お互いの文化に接する機会が多くなった日韓の若者は、繰り返される歴史の問題をどのように受け止め、どのような解決が望ましいと考えているのか。

そして、日韓の未来にどんな夢を託し、今、何をするべきとだと考えているのでしょうか。

6月のBSディベートは「歴史認識の溝を乗り超え、新たな関係を築くにはどうすればいいのか」をテーマに日本と韓国の若者が語り合います。