民主党の枝野幸男幹事長は27日、県を訪れ、東国原英夫知事と会談した。県が創設を要望している口蹄疫の再生・復興のための300億円の基金について枝野幹事長は「希望されている趣旨には最大限応えたい。その組み立て、枠組みについては政府と県が調整している」と述べるにとどめた。会談後、記者団に明らかにした。
この後、川南町内の2農家を視察し、農家や獣医師らと意見交換した枝野幹事長は「殺処分後に空になった牛舎を見て、これまでの話が立体的に受けとめられた。今後の対策にしっかり生かしたい」と話した。
毎日新聞 2010年8月28日 地方版