28日午前9時半ごろ、愛知県岩倉市の病院職員の女性(40)方2階で、小学6年の次男(11)が血まみれで倒れているのを祖父(77)が見つけ、119番通報した。次男は腹部など複数個所に刺された傷があり、午前10時50分ごろ、出血性ショックのため搬送先の病院で死亡した。血の付いた包丁が2階台所の引き出しから見つかり、県警江南署は同じ部屋にいた養護学校高等部2年の長男(17)から事情を聴いている。
同署の調べでは、1階にいた祖父が2階で犬が鳴くため見に行ったところ、居間であおむけに倒れている次男を発見したという。女性方は中学3年の長女(15)、祖母(67)を加えた6人世帯。1階で祖父母、2階で女性と子どもたちが生活している。当時は次男、長男、祖父が在宅しており、女性は仕事に出ていたという。【丸山進】
毎日新聞 2010年8月28日 13時13分(最終更新 8月28日 13時57分)