 |
2010年8月27日(金) 19:15 |
|
 |
息子に懲役3年6ヵ月の実刑判決
去年9月、倉敷市で認知症の母親の首をしめて殺したとして殺人の罪に問われている男の裁判員裁判で、岡山地方裁判所は懲役3年6ヵ月の実刑を言い渡しました。
判決を受けたのは真田勝重被告(60歳)です。 判決文などによりますと、真田被告は去年9月、倉敷市水江の自宅アパートで当時88歳の母親の首を絞め殺害したとして、殺人の罪に問われたものです。 今回の裁判では被告の責任能力が争点でした。 判決で岡山地方裁判所の高山光明裁判長は「犯行時、精神的に追い詰められていたとは言え、被告の責任能力はあった。8年間の介護によるストレスは考慮しても、全く落ち度のない母親を殺した事実はあまりに重い」として、真田被告に懲役3年6ヵ月の実刑を言い渡しました。
|
|