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2010年8月27日(金) 19:15 |
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岡山・香川でも120歳以上続々と
江戸時代生まれの人の戸籍が相次いで見つかっている問題です。 香川県内で戸籍上、120歳以上の人が2000人程存在することが明らかになったほか、岡山県内にも183歳、文政生まれの男性など120歳以上の人が多数存在することが山陽放送の調べでわかりました
県内の自治体に聞いたところ戸籍上120歳以上の人は直島町を除く県内の16の市と町で1988人いました。 さぬき市で314人、観音寺市で266人などで最高齢はまんのう町の169歳でした。 高松市役所市民課です。 戸籍の管理は2007年からパソコンで行っています。 戸籍上120歳以上の人は209人いて、戸籍上の最高齢者は1858年、安政5年生まれの152歳の男性でした。 死亡届が出されなかったためとみられています。 高松市では、3年前まで戸籍を紙で管理していました。 それまでに死亡届けが出され除籍となった戸籍は、書庫に保存されています。 高松市では、紙から電子管理に移行する時のチェックミスは考えられないとしています。 市や町には、死亡届けの出ていない戸籍を削除する権限はありません。 このため、高松市などでは法務局と相談して対応を協議していくと話しています。
一方、岡山県では、住民登録されていないものの戸籍上は存在している人が、津山市が100歳以上で412人、高梁市で418人、そのほか総社市や備前市など合わせて9つの市と町でも確認されました。 このうち最も高齢だったのは、1826年、文政9年生まれの浅口市の183歳の男性でした。 また、現在、岡山市など11の市町村で調査を行なっています。 津山市や浅口市などでは、本籍地の状況などを調査した後、戸籍から削除するかどうかについて法務局と協議する方針です。 岡山地方法務局は、市町村から戸籍の削除を申請された場合、調査した上で死亡の確立が高いと判断した高齢者について、戸籍から削除することを許可していく方針です。
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