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日本相撲協会は27日、大相撲秋場所(9月12日初日・両国国技館)で、天皇賜杯や外部からの表彰などを含め、通常通り本場所を開催する考えを示した。放駒理事長(62)=元大関・魁傑=がこの日、就任後初めて監督官庁の文部科学省を訪問。川端達夫文科相(65)に通常開催の意向を伝えた。不祥事を受け、協会は名古屋場所で賜杯のほか、内閣総理大臣杯など外部からのすべての表彰を辞退したが、正常な形の開催に向け動き出した。
放駒理事長が秋場所の通常開催へ向け、監督官庁の文科省トップに協会としての明確な態度を示した。
会談後の会見で村山弘義副理事長(73)が「協会としては9月場所を正常開催することを考えていると、川端大臣に申し上げた」と明らかにした。川端大臣は村山外部理事を副理事長に登用したり、暴力団等排除対策委員会を設置した協会の改革に関し「出足鋭くスピーディーに改革を進めていることを評価したい」と発言。更に「正常開催に向けて、環境は熟しつつある」と述べた。暴力団排除対策などで引き続き改革を進めるよう求めたが、通常開催へ前向きな姿勢を見せた。
副理事長は正常開催の内容について「外部の賞品などを含めて、以前の形に戻してきちんとした形でやりたいと願っている」と説明。放駒理事長は「NHKの中継も含めて(再開の)希望を持っている」と話した。
協会は野球賭博問題などを受け、名古屋場所では、幕内優勝力士に贈られる賜杯、内閣総理大臣杯など外部からのすべての表彰を辞退。特に賜杯を巡っては、横綱・白鵬(25)=宮城野=が「国技をつぶす気かなのかと思う」と発言したり、名古屋場所の表彰式で号泣するなど波紋を呼んだ。
全農は秋場所以降の表彰を撤退。名古屋場所で表彰を中止し、再開を検討しているコカ・コーラ社の動向も未定だが、そのほかはこの日の宣言で大半の表彰が復活することになりそう。
改革の一環として、協会は暴力団排除宣言を行う30日に臨時理事会と評議員会の開催を発表。理事会、評議員会での承認を経て、放駒理事長が宣言を行う予定だ。同理事長は「今後も速やかに対策を実践せねばならない」と力を込めた。
(2010年8月28日06時02分 スポーツ報知)
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