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北の監督は「炭鉱送り」決定か、W杯惨敗で思想闘争−中国報道

7月29日10時38分配信 サーチナ

 複数の韓国メディアによると、北朝鮮で2日、ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に出場した代表チームへの思想闘争会が行われ、北朝鮮のスポーツ関係者400人あまりが代表チームに対して厳しい批判の声を浴びせた。これに対し、鳳凰網をはじめとする中国メディアは「金正勲監督は思想闘争会後、思想改造のために炭鉱に送られる可能性がある」と報じた。

 W杯予選でブラジル、ポルトガル、コートジボワールと同組となった北朝鮮代表は全敗に終わり、ポルトガルには0−7で大敗。金正勲監督は炭鉱に送られる可能性もあるとささやかれていたことについて、「懲罰を受けることはない」と明言していた。

 思想闘争会は「北朝鮮代表が惨敗した責任」を究明することを目的に開催され、400人あまりの出席者が代表チームのパフォーマンスを批判。6時間にわたって続いた思想闘争会では、サッカー評論家の李東奎氏が技術的なミスを列挙したうえで、金正勲監督の戦術ミスを痛烈に批判した。また、北朝鮮代表の選手たちも壇上に上がり、金正勲監督を厳しく批判したという。

 金正勲監督も自己批判したうえで「惨敗の責任は自分にある」と発言したが、中国メディアは「過ちを認める態度は評価されるものだが、それでも思想改造のために炭鉱に送られる可能性がある」と報じた。(編集担当:畠山栄)

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最終更新:7月29日17時4分

サーチナ

 

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