Bs岡田監督、拙攻に怒り会見拒否…連夜のドロー
延長11回、投ゴロに倒れたT−岡田(手前)を見つめる岡田監督(右奥) |
<オリックス3−3日本ハム>歴史は繰り返された。2夜連続の4時間半超の延長戦。そして負けに等しい引き分けだった。ベンチ裏に出てきた岡田監督はすぐに引き揚げ、通算5度目の会見拒否。その無言に猛烈な怒りが表れていた。
先発の小松が誤算だった。前夜の木佐貫同様、先制点を取られる苦しい展開で5回しか持たず降板。それでも攻撃陣が3度追いつく粘りを見せ、救援陣も奮起した。
6回以降、投入された6投手が無失点。特に11回からの2回を抑えたルーキーの比嘉は8月13日に登録後、13試合で11試合も登板するタフネスぶり。延長12回の1死一、三塁のピンチも切り抜けた。
それだけに、延長11回は2死一塁から2連続四球をもらい、満塁の押せ押せムードで遊ゴロに倒れた坂口、延長12回の無死一塁で3番・後藤の併殺打が痛恨だった。
逆転CS出場へ、勝負と位置づけた前カードのソフトバンク戦で1勝1敗1分け。そして迎えた、目下の敵、4位の日本ハムに勝てなかった。「同じことの繰り返しや。ほんと分からん」と嘆いていた岡田監督の表情はこの日も晴れなかった。
試合結果
[ 2010年8月28日付 ]
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