人気グループ・ＴＯＫＩＯが、メーンパーソナリティーを務める日本テレビ系「２４時間テレビ３３ 愛は地球を救う」（２８日後６・３０‐２９日後８・５４）内で、昨年５月に急逝した故忌野清志郎さんに捧げるライブを行うことが２６日、わかった。つんく♂（４１）、大友康平（５４）らと、一日限りのスペシャルユニットを結成。天国の清志郎さんと、全国の清志郎ファンへ歌声を届ける。
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ＴＯＫＩＯと清志郎さんの出会いは、１９９９年。レギュラー番組「ザ！鉄腕！ＤＡＳＨ！！」（日本テレビ系、日曜後７・００）での企画で、松岡昌宏（３３）と長瀬智也（３１）が清志郎さんとともにバンド「ぴんく」を結成。３カ月にわたり音楽指導を受けたり、ともに活動した。
また、清志郎さんが作詞・作曲した「何度も夢の中でくりかえすラブ・ソング」をインディーズ盤でＣＤ発売。同曲はのちにＴＯＫＩＯの１６枚目のシングルとしても発売され、「僕たちに新しいジャンルを与えてくれた方」（松岡）「カッコイイ先輩」（長瀬）と大きな影響を受けた。
今回は松岡、長瀬が「湿っぽくしないで、皆でお祭りバカ騒ぎをした方がいいと思う」と提案。“追悼”ではなく、清志郎さんに贈る“デビュー４０周年記念ライブ”にするという。
会場となる日本武道館は、ＲＣサクセションが１９８１年から１０年連続でクリスマスライブを行い、ファンの間では「夏は野音、冬は武道館」と称されるなど、清志郎さんゆかりの地。２０００年の３０周年記念ライブや、０８年のがん休養明けの復活ライブも行われた。
ライブは２９日午後３時３０分ごろの予定で、「何度も夢の中でくりかえすラブ・ソング」と、ＲＣサクセション時代の代表曲「雨あがりの夜空に」の２曲を演奏。大友やつんく♂、うじきつよし（５２）のほか、参加者は増える可能性があり、一日限りのスペシャルバンドが結成されることになる。
松岡は「僕たちと同じ目線に立ってくれて、僕たちがやりやすいようにいろんなことを教えてくださった。ぜひ向こう（天国）でも、一緒に演奏してください」とコメント。長瀬は大の中日ファンだった清志郎さんに「ただ今、中日ドラゴンズは３位でございます」とメッセージを捧げた。