「ソフトバンク4-4オリックス」(26日、ヤフド)
執念のドローではない。粘ったか?の問いにオリックスの岡田監督は「そういうゲームじゃないよ。きょうにしても初戦にしても、ほんま勝ちゲームよ。惜しかったでは済まされないよ」と怒り気味に話した。
七回に後藤の2点適時打などで3点を返し、土壇場の九回にT‐岡田が同点タイムリー。だが指揮官の怒りの矛先は、簡単に4失点した木佐貫‐鈴木の先発バッテリーに向けられた。「いらん点ばっかりやろ。木佐貫はボール高いし、(打たれたのは)全部真っすぐやで。そんなことしたら打たれるよ」。
熱が下がったとはいえ、この日も試合前に点滴治療を受けた岡田監督は「体調は大丈夫よ。もう熱も下がったしな」とご機嫌だった。だが、試合後は一変。「もったいない負けばっかりやろ。普通にやらんから勝たれへんねん」と再び発熱しかねない勢いだった。
(2010年8月27日)