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民主代表選、結党以来10カ月に1回のペース 菅vs小沢は4年ぶり2度目
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民主党代表選で、菅直人首相と小沢一郎前幹事長が対決するのは、偽メール事件で前原誠司国交相が引責辞任したことに伴う平成18年の代表選以来、約4年ぶり2度目となる。民主党は10年の結党以来、延べ14回、代表選を実施しており、平均すると10カ月に一度のハイペースとなる。
結党時の代表選は、話し合いによって決まり、首相が初代代表に就いた。これを含め、無投票となった選挙はこれまでに6回。また、任期途中で代表が辞任したために行われた国会議員だけによる投票も、今年6月の鳩山由紀夫前首相の辞任に伴う代表選を入れて、過去5回あった。
逆に、党員・サポーターが投票に加わる通常選挙は14年9月23日投票の1回しかない。このときは、首相と鳩山氏、横路孝弘衆院議長、野田佳彦財務相の4人が立候補。決選投票の末、首相は議員票でリードしたものの、都道府県連票で逆転され、鳩山氏に惜敗している。
代表選に立候補した回数が最も多いのは首相で、今年9月の代表選を加え9度目となる。首相の“戦績”は4勝4敗で、勝率は5割だ。18年の代表選は国会議員だけの投票だったが、小沢氏119票、首相72票と大差だった。今回は、前回の対決とは違い、党員・サポーター票を含む選挙となる。