聖子議員が妊娠報告「家族持つこと夢だった」

　妊娠していることが明らかになった自民党の野田聖子元郵政相（４９）は２６日、都内企業へのあいさつ回りなど通常公務を行った。来年２月中旬の出産予定だが、周囲には直前まで政治活動を続ける覚悟を示している。

　「今日は仕事だから」と記者の問いかけに答えなかった野田氏だが、笑顔も見せた。関係者によると、出産ギリギリまで仕事を続ける予定で、「高齢出産は安定期がない」とも言われるが政治家としての責任を果たすつもりだ。

　米国で第三者から卵子の提供を受け妊娠した経緯などを、同日発売の「週刊新潮」で手記としてつづっているが、自身のブログ「ヒメコミュ」も同日午後に更新。妊娠の事実を報告し「１人の女性として、国を預かる政治家のひとりとして夢だった『家族』を持つこと、『母親』になるために今、手さぐりながら頑張っているところです。もちろん出産後も仕事を続けていきます」と記している。

　野田氏を師と仰ぐ三原じゅん子参院議員（４５）は「不妊治療の苦労を乗り越えての妊娠に、うれしくて泣きそう」と祝福。野田氏のパートナーの男性とは親しい知人同士でカラオケをしたことがあり、「阪神の金本選手とソックリ。男前でシャイな方です」。男性の十八番はコブクロらしく「聖子先生はあまり歌わないで、彼の歌声を聞いてるのが好きみたい」と、二人の様子を明かした。

（2010年8月27日06時01分  スポーツ報知）

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