フィギュア:オーサー氏解雇、真相めぐり師弟対立(4/5)

冷たい真実なのか、ささいな誤解なのか

日本では…「オーサー氏へのコーチ就任オファーが発端」

「真央との関連性」にははっきり言及せず

 日本のメディアは、キム・ヨナとオーサー氏の決別を淡々と報道している。読売新聞はAP通信を引用して双方の見解を伝え、毎日新聞・スポーツ報知・日刊スポーツ・スポーツニッポンも共同通信を引用、双方の決別を短く報じた。

 日本のメディアは「オーサー氏はほかの選手からコーチ就任を要請されたことで、キム・ヨナとの関係がぎくしゃくした」としながらも、その選手が日本の国民的アイドルともいえるフィギュア界のスター、浅田真央であることにははっきり言及していない。

 オーサー氏は「トリノ(世界選手権・今年3月)で、浅田のエージェント側から間接的にコーチ就任要請があった」と認めたが、浅田側は「わたしたちはオーサー氏と接触したことがなく、考えたこともない」と否定している。

 カナダの日刊紙グローブ・アンド・メール電子版は「韓国では親がアスリートである子供に関することに執着するのは珍しいことではない。キム・ヨナの母親が(普通より)少し深く関与したかどうかは分からない」と分析した。

 米紙イグザミナー電子版は、「今回の決別がキム・ヨナのスケートにどのような影響を与えるか興味深い」と書いている。AFP通信は25日、「キム・ヨナはうそつきコーチを非難した」という速報を伝えた。

世界的コーチは振り付け1作品400-500万ウォン

 「フリー」になったキム・ヨナを指導するのにふさわしい、世界的なコーチや振付師とは誰だろうか。北米で最も有名なのはフランク・キャロル・コーチ(71)=米国=。キャロル氏は1960年の全米選手権ジュニア部門銀メダリストだ。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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