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朝鮮学校の授業妨害容疑、新たに7人書類送検

2010年8月28日0時37分

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 京都朝鮮第一初級学校(京都市南区)の授業を街宣活動で妨害したとして、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の幹部らが逮捕された事件で、京都府警は27日、新たに大阪、京都、兵庫3府県の20〜61歳の男7人を組織犯罪処罰法違反(組織的威力業務妨害)容疑などで書類送検し、発表した。府警によると、7人とも容疑を認めているという。

 府警によると、7人は、威力業務妨害容疑などで10日に逮捕された在特会幹部ら4人とともに、昨年12月4日、同校周辺で拡声機を使って「スパイの子ども」などと怒鳴って授業を妨害し、隣接する児童公園で同校が管理するスピーカーのコードを切断したうえ、同校の名誉を傷つけた疑いがある。

 また、府警は27日、同校の前校長(53)=今年3月末で退任=を都市公園法違反(占有許可)容疑で書類送検し、発表した。

 府警によると、前校長は昨年6月5日、児童公園を管理する京都市から公園内に設置したサッカーゴールや朝礼台、スピーカーを撤去するよう指導されたにもかかわらず、同12月4日まで撤去せずに公園を占有した疑いがある。

 前校長は「市の指導には誠実に従ってきた。(設備は)今年1月末までに撤去することを相互に確認・合意したと認識しており、容疑は心外だ」とのコメントを出した。

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