代表: 阿部 弘子
臨床心理士
精神保健福祉士
同種療法士
プロフィール
カウンセラーは、学歴や職歴、資格がすべてではありませんが、このカウンセラーはどんな所に属しているのかな?
どんな仕事をしてきたのかな?という
疑問の解消に少しでも役立てて欲しいと思い、私のプロフィールを書いておきます。
1954年生れ |
箕面市で育つ。関西学院大学文学部教育心理学科卒。 |
1977年より |
清順堂ためなが温泉病院の臨床心理室に31年在職。
心理アセスメント・カウンセリング・セラピー 精神障害者の生活リハビリなどにも携わる。
臨床心理士 No.6723
介護支援専門員 No.27990789
精神保健福祉士 No.01286 |
2004年 |
ホリスティック・アプローチの必要性に気づき、同種療法士養成学校RARのパートタイムコースに
社会人入学。 |
2007年より |
認知症高齢者施設に非常勤で勤務。徘徊・妄想・幻覚などの行動障害への
ケアサポートアドバイス、回想法・学習療法といった知能リハビリにも取り組む。 |
2008年 |
RAH卒業。JPHMA認定試験に合格し、ホメオパシーセンター開設。
日本ホメオパシー医学協会認定ホメオパスNo.301 |
2009年 |
大阪府臨床心理士会私設相談開業部会有志による大阪カウンセラーズネット(OC-NET)に参加。 |
2010年 |
ホメオパシーセンターに心理カウンセリングルームを併設する。
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ホメオパシーとの出会い
長年花粉症で憂うつな春を迎えていた私は、偶然アメリカから個人輸入でホメオパシーのレメディを手に入れました。それはドロップにしか見えませんでしたが、あまりにも効果的だったのが、
後にホメオパシーを勉強するきっかけです。
こんな感じで3年経ち、春に備え個人輸入しようとしたところ、取り扱い業者が店じまいしており、
仕方がないので、江坂にあるホメオパシーのファーマシーに買い物に行きました。
そちらのレメディはドロップではなく、小さな白い砂糖玉でイギリス製です。
「花粉症のレメディをください。」といいましたが、「花粉症のレメディは色々ありますから、自分に合うのを見つけてください。」といわれ、
何と不親切な店だろうと大いに気を悪くしながらも、花粉症になると
鼻づまりのため口呼吸で、一晩でティッシュケースを大方空にするような状態が 3ヶ月も続くものですから不承不承、36種類のレメディ入りのケースと「ホメオパシーインジャパン」というガイドブックを買って持ち帰りました 。
「ホメオパシーインジャパン」によりますと、身体だけでなく心の病気も
治癒に導く、とあります。
そんなことが出来るのかなあ、と訝りながらも、興味を持ちました。
もしかしたら、私の探していたものがあるかもしれない、と思いました。
精神医療の現状
私は長年、精神病院に勤務していました。統合失調症や重症の躁うつ病で何十年も、
何種類もの向精神薬を飲みながら、狭い閉鎖病棟で生活を送っておられる方を大勢見てきました。
外来には、入院するほどではないものの、心の苦しみを抱えた方が来られています。
患者さん達はいろんな意味で、深刻な状況を抱えておられました。
精神病院では薬物治療が中心です。
診断についても医師によって異なる場合がよくあり、結局は医師の主観と経験ということです。
精神治療薬は強力な鎮静作用があり、急性症状を緩和します。
精神病域の不穏状態というのは、強力な鎮静が多々必要になります。
しかし、そこから治癒に向かうかという話になりますと、ほとんどの場合、病気は完治せず、いったん
治まっても些細なきっかけから再燃しやすく、再発を繰り返してしまいます。
精神医療の現場では、「こころの病は完治しないのではないか」が暗黙の了解となり、
薬剤を投与して、とにかく患者さんを大人しくさせておくこと、どうにかこうにか暮らしていけるようにする(社会的に自立していなくても) これが治療だと思われています。
抗精神病薬にはつらい副作用があり、飲めば飲むほど、精神状態そのものが悪くなっていく場合もあります。
副作用は苦しい、病気は回復しない、社会生活もままならないと、患者さんはどんどん自信を失い、無気力、無感動になります。
ホリスティック・アプローチ
長年、医療の現場で見聞きし、感じたこと、
私の人生の中での様々な出来事・・・
そんな中から、多くの学びをいただきまして、人を治癒に導き、安らかに死を迎えるためには、
従来の医療やそのもとで行われる心理療法ではあまりにも不十分との思いを強めていきました。
私が興味を持っていたのはホリスティック・アプローチという、
心と体と魂を三位一体として治癒に導く療法です。
心・体・魂の病気をさまざまな角度から治癒に導くためには、現代医学の薬や手術を施し症状を抑える治療だけでなく、食養生・自然や芸術とのふれあい・心理療法・ヨガ・気功・鍼灸・マッサージ・温熱療法などを柔軟に
取り入れる幅広い視野が必要です。
これらは自然治癒力を高める効果があるからです。
そんな思いでいたときに、ホメオパシーに出会い、同種療法士養成学校RARのパートタイムコースに社会人入学することを決めました。わたしには出会う必要があったのかもしれません。
RARでの4年間、そして今に至るまでの心と身体の変化などは、ブログ「ホリスティック・アプローチ」
でご紹介したいと思います。