米田 俊彦(ヨネダ トシヒコ/YONEDA Toshihiko)

研究者情報

氏名

米田 俊彦

研究用氏名

米田 俊彦

生年月

1958/5

学位

教育学博士(1989 東京大学)

専門分野

日本教育史(教育制度・政策史)

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研究内容

『近代日本教育法集成』の編纂を継続しています(すでに10年以上を費やしています)。大日本帝国憲法・各学校令制定前後から日本国憲法・教育基本法制定前後までの旧教育法を、一部抄録としつつ、主要なものの改廃を含め、すべて収録して、分類・体系化したものを編集しています。作業は最終段階に入っています。近代日本の教育法体系の構造や本質を明らかにすることを目的としています。


教育内容

学部・大学院のいずれにおいても教育史、教育制度論などの授業を担当しています。専攻科目のほかに教職課程の授業も行っています。担当した卒業論文の題目は「幼保一元化論の歴史的展開」、修士論文の題目は「戦後教員養成の二年課程の考察」でした。


将来の研究計画・研究の展望・共同研究の可能性

教育法制史の研究をまとめることができた場合には、戦後教育史、できれば農村地域にも広く展開した定時制高校(高等学校定時制課程)の実態を明らかにする研究に着手する予定で、少しずつ準備をしています。


受験生等へのメッセージ

私は教育の制度や現象を歴史的に考察する研究活動を行っています。歴史研究は、古い時代の事実を明らかにするばかりではありません。現代に直接かかわることがらについても、その経緯をみる必要があるはずです。歴史とは、領域であると同時に方法でもあります。歴史の事実を明らかにすることも大切ですし、ものごとを歴史的に捉える力量も大切です。このふたつのことを大切にしながら、教育史関係の授業を担当し、論文作成の指導をしています。


著書、論文、研究発表等


学会活動


研究資金