「華代ちゃん」シリーズ設定
ディープな話
「番外編」
「特別編」

「華代ちゃん」シリーズとは?
それは少年少女文庫への寄稿作において
真城悠が生み出した作品世界です。
シリーズに共通するストーリーラインは、謎の少女・華代ちゃんが
不思議な能力を使って困っている人を助けてあげる
(あくまでも華代ちゃんの視点からの「助け」ですが)
という非常にシンプルなものです。
しかしながら、華代ちゃんに悩みを相談した人々は殆どの場合、
結果として彼女の能力により異性の姿に変えられてしまいます。
ただ、華代ちゃんに悪気はなく、
純粋に困っている人を助けようとしているだけなのです。
どこか天然ボケ気味で、勘違いや思い込みが激しいのが
華代ちゃんの特徴ともいえます。
彼女の生い立ちなどは一切不明で、唯一分かっているのは
彼女のフルネームが「真城華代」であることと、
彼女が「ココロとカラダの悩み」を解決してくれる
セールスレディ(自称)であることだけです。
(シリーズの作品群はここにあります)
このシリーズ(作品世界)は、原作者である真城悠の好奇心の下、
シェアワールドとして開放されています。
つまり、もしこの作品世界に則ったストーリーを書きたいと思った場合、
誰でも自由に書いて良い、ということです。
「華代ちゃん」シリーズの設定を利用された場合、
なるべく本文の前または後に、
次の一文を入れておいて下さい。
同じ意味の文言であれば、表現は異なっていても可です。
華代ちゃんシリーズのお約束
話の基本パターンは、
華代ちゃんが何か悩みを持っている人と巡り会い、
華代ちゃんがその不思議な力で
その人の悩みを解消してあげる、
というものです。
ただし、この過程で依頼人または依頼人の関係者が自分の意志とは関係なく
異性の姿に変身させられてしまいます。また、これはあくまで基本パターンなので、
あえてこのお決まりから外れたストーリーにしてみるのも面白いかも知れません。
「真城華代」は成長しない
これは文字通りの意味もありますが、
むしろ作品の性質的に守られなければならない原則でしょう。
「華代ちゃん」は、元ネタの「笑うせえるすまん」がそうであるように、
どこから読んでも、どれから読んでも、いつも「狂言回し」は同じです。
前回の経験から「こういうことはしない」
と学んでいたりしてはいけないのです。
パターンは常に同じ。これです。
よって、どうして彼女が迷惑なセールスレディを志したのか、
どこでそんな能力を得たのか、そもそも彼女は何者なのか?
といったストーリーはあってはなりません。
・・・まあ、あったっていいんですけど、
そんなのよりも「依頼人」が性転換される
「相変わらず」のエピソードの方がみんな読みたいでしょ?)
華代ちゃんはセールスレディなので、
相談者に案件を「依頼」されない限り、
相手に対して能力を行使することはできない。
これはあくまで基本に過ぎません。自覚の問題です。
例え「依頼者」がうっかり口を滑らせたそれであっても、華代ちゃんが
「これが依頼ね」と「思いこんで」さえいれば「依頼」は成立します。
…ってこのページが発表されてから随分経ちますが、この「原則」を利用した
お話なんてトンと見ないですね(^^)。
恐らく「ハンター」シリーズがその白眉となるでしょう。
その他
自作の「華代ちゃん」作品を御自分のサイトや、
少年少女文庫などの投稿系サイトに掲載するのは御自由にどうぞ。
(掲載を報告する義務などは一切ありません。
ただ、原案者の真城は「ひとつでも多くの作品を読んでみたい」
とのたまっていたりしますので、
掲載の際はそのURLを連絡していただけると大変幸せです。
お礼に翌日華代ちゃんを派遣してさしあげます)
シリーズ設定トップに戻る
|