聡(さとり)の部屋で各種制服姿にされた時に“お約束”でやることになっているポーズをそこですることになった。 その場でくるりと一回転することである。 ざざあ!とスカートが音を立てて波打つ。 「おかしなふたり」作・真城 悠 連載741〜760回 より |
気が付くと恭子は隣の椅子の横に立っていた。 これがまあ、出来すぎた事に隣の椅子が空いていたのである。 「あゆみちゃん!あゆみちゃん!」 次の瞬間にはもう遠慮なくつんつんつついてくる恭子。 「あ、ああ・・・ひさし・・・ぶり・・・」 何だかドギマギしてしまう歩(あゆみ)。 「おかしなふたり」作・真城 悠 連載171〜180回 より イラスト:おおゆきさん |
あの時の・・・私服だったお姉さん・・・っていうかこのクラスに入ってくるってことは同い年? いや、その人は“見知らぬお姉さん”では無かったのだ。 一瞬遅れてその名前がリンクする。そしてその整った顔もリンクする。 小さい頃に近所に住んでいた恭子ちゃんだ! 「こんにちは。今日から転校してきました長沢恭子と申します」 このほかにもあれこれ言っていたみたいだったけど、余り耳に入ってこなかった。 「おかしなふたり」作・真城 悠 連載161〜170回 より |
「おかしなふたり」ウェディングドレスの花嫁への変身Flash・全長版 より、リクエストに応えてラストカットを掲載いたします。 イラスト:おおゆきさん |
おかしなふたり 連載772回より 「ま、ともかく一枚貰うわ。歩(あゆみ)ちゃんスマイルスマイル!」 仕方なくぎこちない笑顔を作る歩(あゆみ)。 まさか女にされ、こんな制服を着せられた上に営業スマイルまで真似させられる羽目になるとは高校一年生の時には思ってもいなかった。 イラスト:おおゆきさん |
第1124回(2006年12月22日(金)) 「…っ!?!?」 状況を把握するのに、性転換&女装に慣れっこになっていた歩(あゆみ)も数瞬を要した。 聡(さとり)の趣味なのか、腰までなびくその髪が背中の柔肌を直接撫で、毛先の刺激がちくちくとお尻を弄(なぶ)る。 これって…まさか全裸!? 一瞬だけ視線を下げ、すぐに空中に泳がせる。 ブラみたいな肩紐の感触に重い乳房が抱きとめられている。 こ、これは…水着だあっ! |
「おかしなふたり」第941回 (2006年06月22日(木)) より 「ま〜これ位で勘弁してあげるよ」 「あ、ああ…」 どきどきしている歩(あゆみ)の胸の鼓動。 Cカッププラスの胸が今までにも増して軽く上下している。 「じゃ〜帰っていいよ。部屋に」 |
「おかしなふたり」第154回(2003.2.2.) 「きゃあああああ〜っ!」 また悲鳴が響き渡る。 冗談じゃない、そんな大声を上げて母さんが来たらどうするんだ!静かにしろ!と、注意し様としたその瞬間だった! 「綺麗ー!」 嬌声を上げて飛び掛ってくるキュロットスカート姿の妹。 「うわわっ!」 よける間もなく思いっきり抱き付かれてしまう。 ほんの少し露出したウェディングドレスの胸の谷間に思いっきり顔を埋めてくる。 |
おかしなふたり 第125回(2003.1.4.)より 両手にスカートを抱きかかえた“お嫁さん走り”で走る歩(あゆみ)。 ヴェールがなびき、ドレスに埋め込まれた擬似宝石がキラキラと輝きを放ち、夢の様に美しかった。 モーゼが大海を割る様に人の波が裂けていった。 必死に抱えていたドレスのスカートが少しづつ腕からこぼれ落ちる。 構わずに歩(あゆみ)は走り続けた。 出会う人出会う人がみんな大きく目を見開いている。 女子高生の集団が「きゃー」なんて言って盛り上がっている。 ああ・・・どうして・・・どうしてこんな目に・・・。 何だか悲しくなって涙がこぼれて来た。 階段に差し掛かった。 |
「おかしなふたり」 第62回(2002.11.2.)より 現実にこの日から数日は、完全に歩(あゆみ)は聡(さとり)のおもちゃ状態だった。 「はい!目ぇ開けて!」 「・・・あ・・・」 “初めて尽くし”のここ数日の締めくくりに“初めて女の子になっちゃった自分の姿を鏡で見る”体験が書き加えられた。 これが・・・これが・・・おれ・・・? 凛々しく、清潔感溢れる制服姿の美少女がそこにはいた。 ほんのちょっぴりその胸の奥に誇らしげな優越感が芽生えていたのを、歩(あゆみ)は気が付かないフリをしていた・・・。 イラスト おおゆきさん |
「おかしなふたり」 第304回(2003年07月16日)より その瞬間、そのまま後ろに下がろうとしたのだが、極度に安定の悪いハイヒールのかかと部分がおかしな方向に歪んだ。 「わああっ!」 チャイナドレス姿の歩(あゆみ)はバランスを崩して思いっきり聡(さとり)のベッドにシリモチをついてしまった! ぽん!と音を立てる大きなお尻。 「あっ!」 必死に脚を揃える! み、見えちゃう!! イラスト おおゆきさん |
そうした日常がしばらく続いた後のことだった。思い出すのもおぞましい。それはとあるウィークデイのことだった・・・。 その日はテストの影響で早く帰宅することが出来た。 電車に乗って揺られている歩(あゆみ)。 車内はそれほど混んでおらず、あちこちにまばらに空席があった。 だが歩(あゆみ)は何となく座らずにつり革につかまっていた。 そんな時のことである。 「おかしなふたり」 第65回(2002.11.5.)より イラスト おおゆきさん |
長い髪がくるくると生き物の様にまとまっていく。それは「三つ編み」であった。 「はい!でーきた!」 「あ・・・これ・・・は・・・」 歩(あゆみ)は体形はそのままに、長い髪をストレートロングから活動的な三つ編みにした体操服にブルマ姿の女子高生になってしまったのだ! 「か、可愛い・・・っ!・・・」 ぷるぷる震えている美少年聡(さとり)。 健康的ながら張り詰めたブルマから伸びるふとももがちょっぴりいやらしい。 「も、戻せよ!もお!」 「おかしなふたり」第46回より イラスト おおゆきさん |
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