震災を生き抜いた同志のイチョウ
私のサッカー関係の大切な神戸の友人で、文筆家でもあり、
震災では苦しい経験の中を頑張ってこられた
佐野さんが、NHKテレビの取材を受けました。
このことを 教えて下さって
佐野さんと イチョウの木に励まされました
イチョウの木、そして亡きお父様についても語られています
再放送は
26日(木)午後11時45分〜 BS-2
28日(土)午前6時30分〜 BShi
です
震災を生き抜いた同志のイチョウ
放送日: 2010年8月21日
放送内容について
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神戸市石屋川駅前 (兵庫県)
神戸市灘区の在住、佐野武さん(52)が毎日のように眺める風景がある。それは、石屋川駅近く、一本のイチョウがそびえる場所。イチョウは樹齢200年の大木である。1995年1月。阪神淡路大震災で、当時36歳だった佐野さんは、最愛の父を亡くした。打ちひしがれ、茫然自失の日々が二週間続いた。石屋川駅近くを歩いていた時、ふと、空き地に生えているイチョウが目に入った。黒く焼けて穴もあいて、この木ももうだめだなと思って通り過ぎた。ところが、その春、イチョウは芽を出し再生する。衝撃を受けた佐野さんは、イチョウを眺める度に、父を亡くした喪失感が少しずつ消え、前に進む勇気をもらったという。
石屋川駅前にある二度の大火にあった イチョウの木

佐野武さん(52歳)
「阪神電車・本線の石屋川駅の前に1本の銀杏の木があります。仕事で駅に向かって歩いている時、その銀杏の木に、大きな穴が空き、焼け焦げた後があるのを見つけました。その一帯は阪神大震災の時、火で焼け尽くされたからです。その後、この銀杏の木が、太平洋戦争の時も瀕死の状態から生き残ったことを知りました。今もこの銀杏の木は、痛々しい姿をさらしています。しかし、震災から15年経った今でも、秋には黄色い葉を勢いよく落とし、春には瑞々しい緑の葉をたくさんつけてくれるのです。そのたくましい姿は、私を励まし、また叱咤してくれるのです。」
場所 イチョウの木がある場所
兵庫県神戸市東灘区御影石町3丁目−7
アクセス 阪神電気鉄道本線 石屋川駅前
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2010-08-25 16:42
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おつるの日常 /
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