東京・江東区プロレス練習生死亡事故 過失致死容疑でプロレスラーら3人を書類送検
東京・江東区で2008年10月、プロレスの練習生が危険な技を受けて死亡した事故で、警視庁は、過失致死の疑いでプロレスラーら3人を書類送検した。
書類送検されたのは、31歳のプロレスラーら3人。
警視庁の調べによると、3人は2008年10月、江東区のイベント会場で練習中に、プロレスの練習生で会社員・由利大輔さん(当時25)に、「ダブルインパクト」と呼ばれるプロレスの技をかけ、死亡させた疑いが持たれている。
ダブルインパクトは危険度が高く、当時、由利さんは練習生で、受け身の技術が十分でなく、頭から落下して首の骨を骨折し、死亡したとみられている。
遺族は2009年6月、「遊び感覚で大技をやってたとか。もうちょっと危険度を知ってもらいたいと思いますね。あいまいにやってもらいたくない」と話していた。
調べに対し、男らは「危険な技と知っていたが、大事には至らないと思った」と話しているという。
(08/27 13:02)