最終更新:2010年8月27日(金) 12時24分
プロレス技かけられ死亡、代表ら書類送検
おととし、レスラーとしてデビューしたばかりの男性が練習中に技をかけられ死亡した事故で、警視庁はプロレス団体の代表ら3人を過失致死の疑いで書類送検しました。
この事故はおととし、東京・江東区でレスラーとしてデビューしたばかりの会社員、由利大輔さん(当時25)が練習中に首の骨を折り、死亡したものです。
由利さんは、団体の代表(31)に肩車されたうえで、別のレスラー(36)がジャンプして体を床に叩き落とす「ダブルインパクト」という技をかけられ、頭から落下しました。
警視庁は団体代表らが危険性を認識しながら技をかけた過失があると判断し、練習を主催した責任者(31)にも注意義務があったとして、あわせて3人を過失致死の疑いで書類送検しました。(27日11:34)