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2010年8月26日(木) 19:20 |
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介護の母親殺害の男に求刑5年
去年9月、倉敷市で認知症の母親の首をしめて殺したとして、殺人の罪に問われている男の裁判員裁判で検察側は懲役5年を求刑しました。
起訴状などによりますと、真田勝重被告(60歳)は去年9月、倉敷市水江の自宅アパートで当時88歳の母親の首を絞め殺害したとして、殺人の罪に問われているものです。 26日の公判で、検察側は真田被告が住んでいたアパートから逃れたいために母親を殺害した短絡的な犯行で、犯行時の被告は行動を制御する能力はある程度低下していたものの、完全な責任能力があったとした上で、母親の介護をおよそ8年間一人で行っていたとして懲役5年を求刑しました。 これに対し弁護側は、幻聴などからの恐怖心から衝動的に行った犯行だとして執行猶予を求めました。 判決は27日、言い渡されます。
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