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2010年8月26日(木) 19:20 |
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「桃太郎トマト」全国ブランドに
岡山県産のトマトが元気です。 ゼリーなどの加工品もできるなど何かと注目を集めている「桃太郎トマト」。 日本一の産地にしようと生産農家や企業など県あげての取り組みが始まりました。
周囲を山に囲まれた高梁市川上町です。 古くから桃太郎トマトの栽培が盛んで、出荷量は岡山県内のおよそ6割にのぼります。 7月上旬から始まった出荷はまもなくピークを迎えるとあって、生産農家は大忙しです。 桃太郎トマトの栽培を始めて9年目を迎えた仲山潔俊さんです。 桃太郎トマトは、民間の種メーカーが開発したもので、その味の良さから全国に栽培が広がりました。 岡山県の桃太郎トマトの収穫量は、全国で21位となる年間およそ4570トン。 そのうちの6割が京阪神などに出荷されています。 全国各地の産地が生産を競い合う中、岡山県を日本一の生産地という取り組みが始まりました。 すでに岡山県内では、桃太郎トマトのフルーティな味に注目してゼリーや調味料など特色ある加工品を生産している企業もあります。 勢いに乗って岡山発の「桃太郎トマト」ブームを全国に仕掛けていこうと、県や全農岡山県本部が生産農家や企業関係者なども巻き込んで連携を強化する会を開きました。 目指せ日本一の桃太郎トマト生産地。 岡山県の新たなブランド野菜戦略から目が離せません。
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