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2010年8月26日(木) 19:20 |
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海保ヘリ墜落事故で実況見分
香川県多度津町沖で海上保安庁のヘリコプターが墜落し乗員5人が死亡した事故で、第6管区海上保安本部による実況見分が25日現場海域で行われました。
実況見分は、事故を起こした「あきづる」と同じ型のヘリコプターを使って行われ、事故の捜査にあたっている高松海上保安部の職員3人が同乗しました。 墜落現場の佐柳島と小島の間を、25日午後2時すぎから1時間半にわたって高度やコースを変えながら十数回飛んだということです。 実況見分では、送電線が張られていた鉄塔と警告ライトの見え方を確認しましたが、第6管区海上保安本部によりますと、飛行コースや高度によっては鉄塔やライトが見えないケースがあったということです。 第6管区海上保安本部では、今回の結果をもとに墜落した「あきづる」のルートや高度を特定したい考えです。 また来月以降、国土交通省の運輸安全委員会が同じようにヘリコプターを飛ばして実況見分を行う予定です。
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