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2010年8月26日(木) 19:20 |
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個人情報保護法が調査の壁に
岡山市で100歳以上の高齢者3人の所在がわからなくなっている問題で、高谷市長は個人情報保護法が調査の壁になっているとして国に法改正などの対策を求めていく考えを示しました。
会見で高谷市長は3人の家族らに連絡を取ろうとしているものの、個人情報保護法が定める目的外使用の禁止によって安否確認を難しくしていると指摘しました。 その上で、課をまたがる情報の照会や年金の受給状況などの確認を一定の手続きを経れば迅速にできるよう国に法改正を含めた対策を求めていく考えを示しました。 このほか高谷市長は、犯罪被害者の相談窓口を設けることなどを柱とした被害者を支援する条例案を11月議会に提案する考えを明らかにしました。 こうした条例の制定は、県内では初めてで全国19の政令市でも初となります。 岡山市では来年4月の施行を目指しています。
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